


ディーラーが『オートラマ』で、マツダ車を『日本フォード』として発売していました
その『オートラマ』で扱っていたコンパクトカーが、『フェスティバ』です
フェスティバは、1100~1300ccのハッチバック形式のクルマで、キャンパス・トップを
備えるなど、楽しい雰囲気のカジュアルなクルマとして、発売当初はそこそこの人気がありました
一方、韓国の起亜自動車でもこのフェスティバが生産され、『プライド』と名付けられ
彼の地でも人気があり、韓国国内でも多数目にすることができました
しかし韓国版には、当初日本では存在しなかった3ボックス・スタイルのフェスティバがあり
それがこの『プライドβ』というわけです
後に、日本フォードでも『フェスティバβ』として輸入発売され、同時に5ドアハッチバックの
『フェスティバ5 』も発売されますが、全てLHDのままでした
このような、日本のコンパクトカーの3ボックスバージョンは、他にも存在し
ホンダフィット・アリア、日産マーチ等が、アジアの国々で生産されていましたが
アジア各国では、4ドアセダン・スタイルが人気があるそうで、日本国内ではお目にかかれない
ちょっとこっけいな、コンパクト・セダンが発売されていました
もっとも、βも5も、日本ではそう売れたわけではなく、あまり目にする事はありませんでしたが
今残っておれば、そんなに旧くはないにせよ、レアカーの一台と思います
モデルは韓国のミニカーお決まりの、プルバック・モーター付で、大雑把な玩具寄りのミニカーですが
多分唯一の『フェスティバβ』のモデルと思います
出来云々よりも、車種的に貴重な為、当ガレージに納まってきたものです
韓国製のミニカーには、日本車の変化球的モデルがまだ存在すると思われ、何台かは所有していますが
全てを把握できたわけではないので、今後も機会があれば購入したいと思います