


バニング・ブームの頃は、次々に商業ワンボックス・バンが製品化されましたが
一番人気は、このタウンエースでした
丁度バニング・ブームのハシリの頃に、新型として登場したタウンエースは
ハイエースとライトエースの中間の手頃な大きさが非常に受け、スタイリッシュな外観や
ワゴン系の上級車には、当時ワンボックスカーとしては珍しかったディスク・ブレーキを装備する等
先進装備が注目され、瞬く間に街にあふれ出たのでした
そこでプラモデルとしても新鮮さが買われてか、各社で製品化されましたが
まずはアオシマ製( http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/8039800.html)が1/20で発売
そして今回のグンゼ製が1/24として登場しました
モーターライズ、ヘッドライト点灯、スライド・ドアとリアゲート開閉、改造された室内など
当時のバニング・バンのプラモデルのセオリー通りの製品で、作って楽しいモデルとなっています
シリーズにハイエースとキャラバンがあるのも、これまたセオリー通りです
ボディーには、スポイラーがモールドされているのも、このシリーズの性格を表しており
キャラバンに至っては、ブリスターフェンダーとなっていたと記憶しています
結構多彩なバリエーションもありましたが、この個体は最終期のもので、1200円シリーズの一つです
結局一番売れたと思われる『タウンボーイ』仕様で最後を飾ったと思われ
他のハイエースとキャラバンも、よく売れた仕様が最終型となったようでした
この個体は10年程前、プラモ屋巡りの時に同種のハイエースとともに入手したもので
何故かキャラバンのみがありませんでした
あわよくば、もう一つ無いかと思いましたが、そこまでは残っておらず、現在まで製作できずにいます
中学生の頃、これの白いボディーの製品を作った覚えがあり、出来もそこそこ良かったと記憶しています
もしそれが残っておればレストアをと考えたのですが、実家の引越し時のも発見できず
以来、製作は禁断の行為となっています
1978年初版発売 発売当時価格1000円