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愛知機械が生産していた3輪トラックは、ジャイアントという名称でした

後に日産の傘下に納まる愛知機械ですが、3輪トラック全盛の時代には、少なからずのシェアを誇り

誰もが知る自動車メーカーでしたが、1970年代前半には完成車のブランドとしては撤退しました

そんなメーカーのモデルが存在すること自体が貴重と思われますが

ブリキ製の3輪トラックとしては、かなりの台数が存在しているモデルです

1980年代にデット・ストック品が相当数発見されたらしく、結構な箱付き美品も存在しているようで

この個体のような状態のモデルも、アンティーク・ショップでも数多く見受けられます

以前、半分朽ちかけた同モデルを、数万円というプライス・タグをぶら下げているのを見ましたが

同じ3輪でも、マツダやダイハツ或いは三菱といったモデルなら納得ですが、それは高価過ぎます

とは言え、今では貴重な当時物のブリキ製3輪トラックのモデルとして、所有して嬉しいモデルです

この個体も、いつものショップにて10年程前、超破格にて購入できたもので

それは、私の納得価格以下の特価だったので、迷うこと無く購入しました

本当にブリキ製3輪トラックのモデルは、貴重な文化遺産と思います

現在残っているものがあれば、それは半世紀近く生きてきた物なので、出会えたら見学するだけでも

その価値は十分にあると思います