


いにしえのブリキ製トヨエースといきましょう
トラックの国民車と言われたトヨエースだけあって、ブリキ玩具としても多数製品化されました
昭和の街頭風景には欠かせないトヨエースだけに、ブリキ玩具は特に郷愁を覚えます
これは、トヨエースの製品化に熱心だった野村トーイ製の、最も小型のモデルで
二灯ライトのタイプをプロトタイプとしていますが、他に大と中のモデルがあり
中はこの小型と同じタイプ、大は後期型四灯ライトの三方開きのロングタイプとなっています
最も安価な小型といえども、全く手抜き仕上げは見られず、非常に特徴を掴んだモデルです
この個体はいつものショップにて、ホイールが3枚足らないのと箱が無いので、特価で入手できたもので
その他は一番欠品している率が高いミラーが残っており、また車体全体は良好なので購入しました
このトヨエースには特に思い入れがあり、もう記憶の彼方になる幼少の頃に所有していた為
何とか、もう一度手に入れたかった一台だったのです
1969年元旦、2歳の私とともに写真に残った、色違いの同モデルがその記録に残っていますが
偶然にも、同じホイールが欠品しているのは、時を越えた奇跡的な偶然です