四条大宮と嵐山を結ぶ、観光電車としての色が濃い路線で、殆どが専用軌道路線となっています
車両は、路面電車スタイルの大人しいものが多く、最後までポール集電を使っていました
モボ101型は、元々半鋼製だった車両を、全金属に改造したもので、現在も使用されています
種車の製造初年は1929年で、全鋼製への改造は1975年から行われ
1990年代初頭に、冷房改造されて現在に至ります
モデルは最近、路面電車を勢力的に製品化する、ハセガワのMODEMOから発売されたもので
関西地区の路面電車としては、シリーズ初の登場となります
繊細なZパンタや、美しいサッシ窓、表記の印刷は素晴らしい仕上りで
さらにエッチング製のワイパーを、セルフで取り付けるようになっています
その反面、台車が少々お粗末ですが、走行モデルとして考えた場合、必要にして十分なものです
路面電車専用の、モジュールが欲しくなるこのシリーズですが
最近の「おとぎの国の乗り物」的な新世代路面電車より、昭和の街並みが似合う
このような昭和の電車の方が、やっぱり路面電車らしいと思います