


ライバルは、スズキ・アルト・ワークスですが、ミラはワークスに較べ、外観上の過激さは控えめです
当初、52psで発売されたミラ・ターボですが、ライバル車の64ps攻撃に対応し
TRーXXを発売、さらにEFI・ターボにより64psを得ました
この後、業界の足並みを揃え、軽自動車の最高出力を64psに規制し、出力をを押さえてしまいました
日本の自動車技術は、64ps以上の軽自動車を製作するのは容易い事でしたが
安全面から、ここらで規制を敷かないといけない・・・という事になりました
また、税制改革前なので4ナンバーの所謂「ボンバン」が多いのも、この時代の軽自動車の特徴でしょう
モデルは、そんな折りに発売されたもので、実車が小さい軽自動車ということで
普通車スケールの1/40から1/35になっています
各部の開閉が可能ですが、やはり無理があるようで、ドアは少々下がり気味で
リア・ゲートも、今ひとつ、「ピシリ」と決まっていません
しかし、ボンネットに納まるエンジンの出来がよく、結構凝ったモールディングとなっています
この個体も当時購入しましたが、一番街中で見る機会の多かった、ホワイトを選びました
サイドのストライプに、大きなリア・ウイング、純正のアルミ・ホイールを見ると
丁度、運転免許証を取得した頃、このミラ・ターボでサンバーがぶち打ち抜かれた事が何度もあり
必死で追っかけて、高速道路を走ったのを思い出します
1988年10月発売 発売当時価格1000円