


汽車会社製のCタンク機のモデル化で、南薩鉄道の5号機をプロトタイプとしています
実際の製造は当時の香港で、黎明期のトミー製は、殆どが香港で製造されていました
少々ゴツイ感はあるものの、上回りの出来はよく、現在でもちょっと手を加えれば楽しめそうです
地方都市や田舎の1950年代を再現したレイアウトに、重宝しそうな機関車ですが
模型としての実際の性能は劣悪で、ちょっとでもレールの不具合があるとスムーズに走行出来ず
それはウエイト不足、大き過ぎるフランジやギアの噛み合せの悪さ等、多分に設計ミスが考えられます
その為、トミックス発足後も販売継続はされたものの、早々に絶版となり
一時期、とんでもないプレミアが付いていましたが、現在ではどうかわかりません
この個体も当時から当機関区に配属されているものですが、前述のように走行性能が芳しくないので
ずっと休車状態で、殆ど静態保存機の感じで現在に至ります
1976年発売 発売当時価格2500円