イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

テレビ中継車のミニカーは、現在発売されているものは、トラックベースが殆どですが

かつては、これも金型代の償却の為にバス・ベースのモデルが多かったものです

トミカでは、完全に専用ボディーのモデルを発売しましたが

ダイヤペットや、永大グリップ・ゼッケンは大型バスのボディーを流用しました

このモデルは、ダイヤペットとしては小さい方のモデルで、一連の普及型バスをベースにしており

一応「NHK中継車」となっています

また、屋上のアンテナ類は、別パーツをセルフで組み立てるようになっています

トミカの中継車もNHK仕様として、似たようなカラーリングで発売していたので

当時のNHKの中継車は、このようなカラーだったのでしょう

この個体は絶版後、かなり経過してから隣街の商店街の玩具店で発見したもので

相当ホコリを被った状態だったので、長い間売れ残っていたものと思われます

すでに1980年代も半ばだったと記憶しているので、当時でも旧いモデルだったというわけです

そして現在、NHKはもちろん、民放各社も特注モデルで各種ミニカーを独自に発売しています

このように、各社の中継車モデルが発売されるとは予想もされなかった当時のモデルとして

また、バスモデルの一つのバリエーションとして、記憶しておくべきモデルと思います


1974年7月発売 発売当時価格1,000円