


1970年に始ったトミカの歴史上、必ず登場するモデルですが
やはり「NO.1」に相応しい、当時の国産車の傑作車種に間違いありません
私感ですが、ブルーバードの50年を越える歴史上、一番バランスのいい
世界に誇れる車型が、この「510型」であったと感じます
当時の1600ccクラスとして、十分に車種相応以上の性能を発揮し
ステータス性のおいても問題無く、所有する優越感は現在でも色褪せていません
モデルは、初期にはレッド、グリーン、ブラウンの三色で登場
すぐにグリーンとブラウンが消えて、レッドのみが継続生産されました
トミカ発売の翌年、新型の610型「ブルーバードU」が発売されますが
510型は1973年まで生産が継続されました
トミカも1974年まで生産が続けられましたが、その後トミカの節目年には
必ず復刻モデルとして登場し、30周年時には純金のトミカとして
100万円のモデルも発売されるに至りました
この個体も、当時から生息している生え抜きですが
見ての通り全くの初期モデルではなく、絶版後に購入したと記憶しています
プロポーションの良さは、今なお光っており、十分に魅力的なモデルです
最近では、前述の復刻版やリミテッドでも登場しており
それらと並べてみるのも楽しいかと思います
現在までに、かなりの量を生産してきたトミカ・シリーズ全ての源流が
この1-1のブルーバードにたどり着く、重要なモデルと言えましょう
1970年9月発売 発売当時価格180円