この当時、まだまだバス・ファンの少なかった頃に
全国の主要なバス会社、公営バスを60種類も発表し、それぞれの地域で主に売られましたが
大阪では、量は少なかったものの、他地域のバスも購入することが出来ました
また、駅の売店でも売られているのもよく見かけ、同社の1/180鉄道シリーズも
同じような感じで発売されていました
今回は「関西のバス1980」として、これら「ダイカスケールバス・シリーズ」の中から
関西のバスをピックアップしてみようと思います
この種類は、日野車体の日野REの路線バスと観光バスの車体を用いてのバリエーション展開なので
実際にはこのクルマを使用していなかったユーザーも、多々見受けられますし
当時の関西系の路線バスは、殆どが前後扉だったのに対し、モデルは前中扉となっています
「関西のバス1980」の一回目は、南海電気鉄道バスです
泉北地域から和歌山県までをカバーするバスですが、現在はグループ企業として
数社に分割されており、基本カラーリングは白を基調としたものになっています
1980年当時、南海電鉄直営だった頃はこのカラーリングで
南海=グリーンと、私に植え付けたカラーでもあります
堺や堺東、河内長野の駅前に立つと、このバスが10台程視界に入ってきて
南大阪の一種の風景にもなっていました
南海バスでは当時、日野REを使用していた為、中扉の位地を除いて雰囲気はバッチリです
「関西のバス1980」は、今後も今は見られなくなったカラーを紹介して行きます
約30年前、何気に「近くのバス」がモデル化されたのが嬉しくて必死になって集めたものでした
その約半分が、カラーの変更を受けており、年々早くなって行く時の流れを感じます