


「待たずに乗れる阪神電車」のキャッチ・フレーズが売りの阪神電鉄が
特急・急行の邪魔をせずに走れる超高加速性能を持つことから、この愛称が付けられました
当時の阪神電鉄は、戦前からの小型電車が殆どを占めており、車両運用効率が悪く
そんな小型車を何両も連結して列車を走らせていましたが
この車両の登場により、小型車を置き換えて連結両数を減らせて大人数を運ぶことが出来ました
特に最初のこの2両は、試作的要素も踏まえてステンレス車体とした為に
「ジェット・シルバー」と呼ばれて親しまれましたが、1977年に廃車となって現存しません
通常の「ジェット・カー」は、クリーム/ブルーのカラーだったので「青胴車」と呼ばれていました
因みに特急・急行用の下半分がオレンジ色の車両は「赤胴車」です
モデルは「鉄道コレクション」初の阪神電鉄の特注品で、実によい題材を選んでおり
シャープなステンレスの波板も素晴らしい出来で、もちろんきれいに再現されています
この製品の発売当日、阪急電鉄も特注車両を発売しており、朝からそちらを買いに行ったのですが
このジェット・シルバーの発売を全く知らず、何気なく立ち読みした雑誌で発売を知り
慌てて購入に行ったのですが、既に売り切れた後でした
その後、友人の伝で何とか複数セット購入出来ましたが、何ともうかつな出来事でした
これらの車両も予算が許せば動力化の予定です