


1986年初めに登場したR31の2ドアクーペですが
先代のR30系の人気が高かったからか、トミカのスカイラインとしては遅めの
1986年12月に発売されています
R30のモデルが1/65スケールだったのに対し、R31では1/62と一回り大きくなり
両モデルを並べると、実車同様に大柄な印象を受けます
個人的には、同じ車種のモデルチェンジでは、同じスケールでのモデル化が好ましいと思います
この赤いボディーに複雑なラインが入った、あまりセンスのいいものではありませんが
当時からガンメタ/シルバーのツートーンや濃いブルーがあったら、もっと売れていたと思います
前期モデルの特徴である、黒い丸テールや大型ウイング等、今となっては見所があります
後に、GTS-Rが発表になると、それに近い様相に変更を受けましたが
特に商品名の変更はありませんでした
実車が現役の頃は、あまりバリエーションが増えなかったものの
1990年代に入ってから、ショップ特注モデルが急激に増え
21世紀に入って、旧車ブームのアオリでバリエーションを増やしつつあるトミカのR31
その膨大なバリエーションの原点にある一台です