


ステーションワゴンという部類のクルマは
今では完全に市民権を得てメジャーなクルマになりましたが
一昔前はライトバンの一種に見られ、悪い言い方をすれば
貧乏くさいクルマに見られがちでした
一部のレジャー指向の方や商店の経営主の方が
乗用車兼用で使うのがステーションワゴンのユーザー層でした
最近は一種のステイタスのようになっていますが
それでも、そのように見られるのは一部の高級車種が多いようです
そこでこの「ウイングロード」です
名前こそカッコイイのですが
実際は「ADバン」の派生モデルで
外観からも、もちろんそれは確認できます
かつて「サニー・カリフォルニア」と呼ばれた頃は
サニーベースの完全に乗用車指向のクルマでしたが
いつの間にか「ADバン」と共通のスタイルになりました
それは現行モデルでも同じです
コストの面では有利かもしれませんが
今の時代、もう少し根本的に商用車とスタイルは別の方が
イメージもいいと思います
ライバルの「カローラ・フィールダー」には
バンモデルが無いので、なお更感じます
しかし、ベースのADバンのパッケージングは
かなり良いので、遊びのトランスポータとしては上出来です
ドライビング・ポジションも良かったと、私は記憶しています
トミカで製品化されたのは、2004年10月です
まだ先代のこのタイプでしたが
発売された時は「こんなの出たんやね」という感じで見ていました
極最近絶版になりましたが「よく考えたら買ってなかったかも・・」と
購入しました・・・が、初回カラーを発売初期に購入していました
購入したことすら、すっかり忘れていましたが、お陰でカラーが2色揃いました
シルバーが初回カラ-で、イエロー・メタが通常品です
このクルマも街中では全く目立たず
日本の風土に埋もれているクルマかもしれませんね