

いすゞBX系をモデル化で
1976年に3月に発売されました
当時でもボンネットバスは殆ど見かけなくなっていましたが
この頃からトミーは懐古的な意味合いで
このバスをモデル化しました
それが現在の「トミカリミテット・ヴィンテージ」の
原点かもしれません
小学生の私も発売と同時に購入したのは言うまでもありません
レギュラー・モデルとしては
1980年7月に終了しますが
この頃には「ボンネットバス」は
一つのブームになってきており
バス会社も一度廃車したクルマを復活させるなど
観光資源の一つにもなっていました
トミカもそれらのクルマの
特注モデルが多数作られ、それは今もって続いています
数多い「6ー2いすゞボンネットタイプバス」のバリエーションの中で
垂涎の一台が
この「POLICE DEPARTMENT」です
これは輸出用で国内には、逆輸入物しか出まわらなかったものです
TC向けで、彼の国のポリス・バスの位置付けでしょう
当時、諸外国ではまだ「コンベンショナル・タイプ」と呼ばれる
ボンネットバス多かったので
このBX系が抜擢されたものです
この個体は
たまたまショップにいた時に
入庫したもので、その場即決で購入しました
当時は、そんなに高価ではなかったのですが
バスモデルの急激な人気上昇により
今の価値はどうかわかりません
いずれにせよ
一度は海を渡った
ちっこいトミカのバスが
再び日本の地に里帰りしてきたこと自体が
一種のロマンではありませんか