イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

トヨペット・マスタ-ラインは

トヨペット・クラウンの商業車版です

初代(http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/7909188.html)が

日本初の本格的な商業車のミニカーだったのは、紹介済みですが

その二代目がこのクルマです

1962年に40系にモデルチェンジしたクラウンは

従来のモデルに較べて非常にスマートになり

アメリカ車のように低くワイドなデザインに変わりました

マスターラインも同時に変更され

セダンよりさらにアメリカンな感覚です

この頃からアメリカでは「ステーション・ワゴン」がステータスでした

よって、商業車であるマスターラインにプラスし

乗用車登録の「クラウン・カスタム」も

ラインナップに加わりました

この40系のクラウン、マスターラインは

今もって人気が高くオーナーズクラブも

多数存在し、カスタマイズされたクルマも多く見られます

モデルは初代に続いて、セダンともどもモデルペットが製品化しました

同じ頃、大盛屋のチェリカフェニックスシリーズでも

やはり、セダンとともに、製品化されています

チェリカフェニックスがワゴンの「クラウン・カスタム」を

製品化したのに対し

モデルペットがバンの「マスターライン」としたのは

嬉しいことです

開閉アクションを採用し始めた初期の作品ですが

ボンネットの開閉のみなので

まだプロポーションを崩れずにモデル化しています

この後モデルペットは、ドア等のフル開閉アクションを採用し

著しくプロポーションを崩したモデルが登場してしまい

魅力を失ってしまいます

この個体は

例の、いつものショップで購入した物で

箱が無いことを除いて

概ね良好なコンディションです

この微妙な青が非常に良い味で

いまにも市電の走っている街へ

配達に出掛けそうな雰囲気が

お気に入りの一台です

1964年2月発売

救急車仕様も21ーSAとして発売されました