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トヨエースは

「トラックの国民車」として

1954年び「トヨペットSKBトラック」として登場しました

1956年にペットネームを一般公募し

「トヨエース」の名前が決まりました

当時の物流の主役はオート3輪でしたが

これは、価格の安さや免許の収得のし易さ(自動三輪免許は16歳で収得できました)

があり、小回りの良さも手伝って、一般の商店主や町工場で大活躍していました

しかし、快適性や安定性が犠牲になっており

いわば我慢の道具にすぎなかったにです

この頃の4輪のトラックは、大型で高価だったので

大手の運送業以外は、おいそれと手が出せる物では、なかったのです

そこへこの「トヨエース」が、オート3輪と同等の価格帯で登場したのです

これがヒットしない訳がありません

見る見るうちにオート3輪の牙城を崩し

ベストセラーになりました

1959年に「トヨエース」はモデルチェンジし二代目となります

モデルチェンジ初期は

先代からテイクオーバーのサイドバルブ・エンジンを搭載したままでしたが

すぐにOHVエンジンに換装されました

いずれも当時は1000ccでしたが

毎年のように改良され

1200ccをへて最終型では1500ccとなり

1973年に次期モデル「RY系」にチェンジしました

モデルは「モデルペット」シリーズの

初期の作品で

水色の方が「NO.101」で初期型の「SK(PK)20」で

アイボリーで幌付きの方が「NO.102」で1962年の「PK30」です

初期のモデルペットらしく

非常に味わい深い、ノスタルジーな仕上がりで

既に殿堂入りの部類に入ります

当時のモデルペットは実車のマイナーチェンジに敏感で

このトヨエースも1962年式になった時点で

商品変更され、ラジエーターグリルの変更や1200のエンブレムの

追加等がされましたが、それだけに留まらず

幌も追加するという、力の入れようです

これら2台はもちろん、ショップから手に入れた物ですが

幌付きの方は、初めての高価な絶版車として購入しました

25年程前に「キティーランド」の絶版車コーナーで見つけた物で

当時7000円でした

初期型の方は行きつけのショップで5年程前に購入

価格も箱が無い分割安で、5000円でした

トヨエースは幼少の頃から、サンバーと並んで大好きでした

この事はまた別の機会にお話します

「NO.101」の初期型が1960年3月発売

「NO.102」の幌付きが1962年12月発売

いづれも、実車の登場とタイムリーに発売されています