

T3が登場したのは1979年
それまでのT2のモデルチェンジですが
当時はT2から受け継いだ水平対向空冷エンジンを搭載していました
もちろんリアエンジン方式も受け継がれましたが
このモデルが最後のリアエンジンモデルとなりました
1983年には水平対向方式はそのままに
水冷エンジン化がなされ
フロント下部にラジエーターグリルが付きました
そして1990年に次世代のT4「ユーロバン」がデビューしますが
この世代で遂にセミキャブFF化されてしまいました
T3のスタイルは直線基調の近代的なものですが
やっぱり見てすぐにタイプ兇醗賁椶任錣ります
これらのタイプ兇諒兪を見ると
やっぱりサンバーにもよく似た出来事がおこっています
初代K151はアーリータイプ
私のK163の二代目はレイトタイプ
ここまでは基本設計が同じでエンジンも外観のイメージも継承しています
そして三代目剛力サンバーK71・81がこのT3です
剛力サンバーも途中で2ストから4ストにエンジンが変換されるので
このT3と同じ道を歩んでいます
外観も各世代よく似ていますが
このT3に限っては
サンバーでいう4代目
サンバートライの標準ルーフに似ていると
個人的には思います
Aピラーの傾斜やサイドのキャラクターライン等
まるで兄弟のように思えますが
どうでしょうか?
このモデルは本国ドイツ、シャバク製で
今のようにミニカーの殆どが中国生産になる前の物で
ドイツ製らしい、しっかりとした作りです
この個体は当時
東京出張の折りに有名ショップに立ち寄って
購入したもので、同時にトランスポーターも購入しました
価格は一台¥2000でした
最近は「プレミアムクラッシック」から優れた製品が出ていますが
このシャバクモデルの独特な雰囲気が
ドイツの質実剛健な「気品」を感じ
同時に当時物の存在感をアピールしています