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スバルRー2は

名車「スバル360」の後継車として

1969年に誕生しました

いかに名車といわれたスバル360も

後から登場した

HondaN360やスズキフロンテ等

軽自動車の高性能化にしてやられ

スバル自身も360をベースに

36psを捻り出す「スバルヤングSS」を世に送り出しますが

元々大人しい性格のスバル360には

所詮無理がありました

そこで、素晴らしい基本設計はそのままに

より磨きをかけたニューモデル

「スバルRー2」が誕生したわけです

基本性能は25psから30psに引き上げられ

従来のユニークなデザインは

モダンなデザインに改められました

スポーツモデルの「SS」は

先代のヤングSSを引き継ぎ

ソレックス・ツインキャブで36psを継承しました

エンジンも基本的には同じものの

細かな部分では大幅にリファインされ

水準以上となりました

室内も当時の1000cc並といわれ

大人4人が余裕を持って乗車できるものとなりました

その後、Rー2は毎年のようにマイナーチェンジを行い

1971年にはエンジンの水冷化もなされましたが

外観、特にフロントマスクは、ゴテゴテムードとなり

無用なグリルが取り付けられ

まるで変な病気にでも冒されたようになり

次第に人気を落とし

1972年に次世代の

「スバルレックス」にチェンジしました

モデルはタイムリーに商品化したもので

1969年の初期型のモデル化です

ダイヤペットでは他の普通車と同じ

1/40の縮尺なのでほんとうに、かわいいです

コレクションとしては魅力的ですが

やはり小さい為、売れ行きは今ひとつだったようで

短い間で絶版になりました

この個体は

10年程前にショップから手に入れたもので

大変良いコンディションです

箱絵と同じカラーというのもお気に入りです

出来もなかなか良く

ドアも窓枠とともに開閉するので実感的です

短命だったRー2ですが

今見ると非常に道理のかなった

見事なスタイルです

スバルのクルマ達は

独特の世界観を持った

素晴らしいクルマだと思います

1970年7月発売

カラーバリエーション以外は無く

生産台数も少ない一台です