イメージ 1

私は

鉄道車両については

現在のJR車両には

全く興味が無く

私鉄車両も最新型に対しては

あまり食指が向きません

やっぱり1980年代以前の

「らしかった」車両達が好きです

「国鉄らしい」「各私鉄らしい」

相応の車両達です

そんな中でも特に好きなのは

「少数派」といわれる

試作機や改造機が大好きです

今回はそんな「少数派」の一回目です

「国鉄キユニ01 機械式 郵便荷物 ディーゼル動車」です

1形式1両のこの車両

1962年に「国鉄キハ01 機械式 3等 ディーゼル動車」から

郵便荷物車に改造されました

「キハ01 機械式 3等 ディーゼル動車」とは

所謂「レールバス」という種類のディーゼルカーです

国鉄の「レールバス」は、1954年から1956年にかけて

閑散線区の使用を目的に49両が製造され

全国の盲腸線や超ローカル線で使用されました

その名のとおり、バスの部品を多用し、耐用年数も当時のバスと同様

8~10年として赤字ローカル線に対応しました

よって、引退も早く

1963年頃から既に廃車が出始めています

ローカル線とはいえ、ラッシュ時には乗客も多く

積み残しも出るなど、苦情も相次ぎ

定員の倍近くも乗車する等、酷使で痛みも早く

1966年には普通のディーゼルカーに置き換えられ

全車引退しました

現在、北海道の「小樽鉄道記念館」に1両保存されています

この「キユニ01」は山陰本線の一部で使用され

1967年に廃車されました

わずか5年の使用期間でした

モデルは、トミックスが「キハ01」とともに製品化したもので

一回のみの限定品です

よくぞ製品化してくれたものです

この製品が世の出なければ

私が製作しようと思っていた程です

車体は全く「キハ01」と同じなので

内装と表記を変更すればいいわけです

私がこの「1形式1両」を外すわけがありません

もちろん「キハ01」も気になりますが

「キユニ01」のほうが優先です

当機関区では、小さいながらも、存在を主張する存在です

今後も

当機関区の「少数派」を紹介していきます