小学校の低学年の頃から組み始め
高校生になる頃には
少々の物は真っ当に完成させる自信がありました
Nゲージも小学校高学年より興味を持ち
完成品を年に1~2両ずつ集めていました
ある日模型屋で、バラバラのNゲージの車体を発見
ランナーについた車体はプラモその物
「これなら組める!」と
思って値段を見ると
¥500のプライス
「クルマのプラモより安い!!」と思い購入
台車、パンタを入れても¥1000でお釣りがきました
チョイスしたのは、当時阪和線も走っていた
クモハ73
モールドは茶色だったけど
前の年に京都に行った時に乗ったのと同じ・・・と
塗装技術がないので朱色にせずそのまま組むことに
東海道緩行仕様を目標にしました
しかし小学生にバラバラの車体を
歪みなしに作るのは至難の技でした
出来上がったものは
何とも酷い
戦災を受けたようなゆがんだ
クモハ73でした
それから「鉄道模型は完成品を買うもの」と
自分で言い聞かせて
キットには手を出さないようにしました
時は流れて高校2年の終わり頃
好きな戦前型の気動車のキットの発売予告が
グリーンマックスからあり、予告通り発売されました
「よし。組んでみるか」と
バイト代握って模型屋へ
帰ってすぐに製作開始!
戦後すぐに量産新製された「キハ41500」をプロトタイプに
製作を進めました
完成した時の喜びは例えようのないもの
今見ると幼稚な完成具合ですが
当時の私の技術や思い出も顧みる事ができるので
このままレイアウト上を快走させています
モデルの発売は1984年。動力装置も一緒に入った
キハ04+キニ05のトータルキットとして発売。
別売りとして車体のみも発売されました
この作品2両は、それを使って「キハ41500X2両」と、したものです