君はボーダライン上 | へりくつなブログ

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掃除のはなし つづきの5


「思い出BOX加藤」


それは、机の3番目の引き出し。三つある引き出しの中で一番の容積を誇るのが加藤である。

僕はここに思い出の品をしまっている。


思い出の品といって一般的に思い当たるのは卒業アルバム、卒業証書、通知表などであるが、加藤にはこれらのものは入っていない。卒業アルバムや、通知表、写真など記録性の高いものは別のBOXに保存され押入れの奥で眠っている。


では加藤に入っている思い出の品とは何なのか?



それは、毎年行う大掃除の際に捨てきれなかった微妙な思い出の品々だ。

微妙なプレゼント、微妙なみやげ物、微妙な手紙の数々。そして、幼少時代に遊んだ微妙なおもちゃ。これらが加藤の中にぎっしりと入っている。


ここでポイントなのが毎年大掃除の際、加藤の中で保存されるかどうかの審査が行われることだ。

プロ野球のオフシーズンのように戦力外通告をされ加藤から去る、すなわち廃棄される思い出の品々が出てくるのだ。去年までは、何か思うことがあって加藤入りを許されていた思い出の品だが、今年よくよく見たらなんでこんなもんをとっておいたのか全く理解できない。そんなことも少なくは無い。


今年、当確線上にいたのは、オーストラリア旅行の時、土産でかったカンガルーのきゃんたま袋でつくった小銭入れである。友達にうけるかもしれないというあさはかな、南半球の熱気にやられた脳みその決断は帰国後、微妙な友人達のリアクションをひきおこした。けっして安いわけではないが、大量購入したそれの売れ残りが1つ加藤の中にずっと在籍している。


正直今となってはどうでもいいものである。

はたして今後、この小銭入れを持っていることで僕に何かプラスがあるのか考えることにした。