細かい手仕事が好きなのは、父親譲りかもしれません。
若い頃竹かご職人をしていた父。
子供を育てる為安定を求めて、サラリーマンに転職。
定年になるまで家族の為に仕事を全うしました。
元々手先が器用だった父が定年前から切り絵に目覚めました。
同じ町内に別世帯で生活していた私が遊びに行くと、いい加減休みなさいよと言って、その熱心さに呆れたものです。
70代半ばで両親が一ヶ月と間をあけず病に倒れ、入院、手術、転院など、私自身仕事をしながらの介護は、私の職場や家族の理解や助けがあったとはいえ、本当に大変でした。
父が亡くなってもうすぐ7年。
たくさんの作品が残りました。
個展を開いたり地域で教室を開いたり、県内外のみならず海外のコンクールで賞までもらっていたことは、父が切り絵を出来ない体になった後に知りました。
額装した作品、してない作品…
何百枚もある作品…
何でもっと切り絵のことを聞いて、そして見て語り合ってあげなかったんだろ…
↑これも切り絵、自分で文字を書いて切り抜いてあります。
優しい父でした。
今日は父の誕生日。
おめでとう。
私まだまだ頑張るよー！
まーみーのプロフィールページ
https://profile.ameba.jp/me