ふと気になってブログを見てみたら、今年は結局2本しか記事を書いてない。

忙しくて全然ゲームが出来なかった。という訳ではなく、プレイに夢中で書くタイミングを逃し続けてました。

ここ最近完全に、「パズル&ドラゴンズ」にやられております。これまでは課金系ソシャゲは敬遠していましたが、このゲームだけは課金もしちゃってます。

先日プレイ開始400日のご褒美を頂きました。(このブログ執筆時のランクは185)

既に語り尽くされている感はありますが、何故パズドラにここまでやられているのか。振り返ってみようと思います。

■にくいほどデザインされた体験にやられる


パズドラの主なプラットフォームはiPhoneやAndroidなどのスマホ、タブレットで、毎日携帯します。そして多くの人は、例えば通勤通学など一日の中で一定の時間スマホを触ります。この特性を活かし、毎日アプリを立ち上げてもらうために、

・毎日ログインさせるためのボーナス
・特定の時間だけ出現するダンジョン
・特定の曜日だけ出現するダンジョン
・スタミナによる遊べる時間の調整


などが巧みに用意されており、ひと通りゲームの仕組みが分かった頃には、毎日立ち上げるループに自然と組み込まれるようになります。普通のゲーム機でやるゲームでこの体験をデザインするのは不可能ですが、いつでもプレイでき、さらに片手でも手軽に遊べる。という端末は特性上これが機能します。(もちろんパズドラにはじまった話じゃないと思いますが。)


■育成が単純に楽しくてやられる


限られたプレイ機会の中で、お気に入りのキャラクターを育てるのはやはり楽しいと感じます。

「育てる」というのはゲームを継続的に楽しむ最も古典的な仕組みで、一番最初に育てるのが楽しいと思ったのは、たぶんドラクエのレベル上げです。時間をかけると、キャラクターが育っていくので、つい時間を忘れて育ててしまいます。レベルの上限があるとそこに向かいたくなる。もはや「性」です。

■パズルの爽快感にやられる


最初は全然コンボができません。でも慣れてくると、あらゆるケースでどのように動かすことで、コンボできるかが、感覚でわかるようになります。多段コンボが決まった時の気持ちよさは、似たようなゲームが沢山でてきているのに、パズドラが衰えない大きな理由で、なかなか他のゲームが真似出来ていないところだと思います。

■戦略性が高くてやられ続ける


属性による相性。タイプによる特徴。スキルによる攻防の幅。リーダースキルによるパーティ全体の強化と、シンプルなものからマニアックなものまでかなりの戦略性があります。いいなと思うのは、戦略性が高すぎないこと。攻撃力○○倍や、相手の攻撃を○%カットなど、小学校高学年程度であればわかるレベルでも、その種類の豊富さで、様々なパーティが組めます。気付くとと頭のなかでパーティー構成を組み立ててしまっています。

■毎日遊ぶための巧みすぎる仕組みにやられる


パズドラをはじめて一番びっくりしたのはコレです。モンスター進化のための必要素材が曜日によって異なるダンジョンで出現する仕組み。1週間に1回しか獲得チャンスがないので、出るまでやります。スタミナを使い切りそれでも出ないとなると→魔法石でスタミナ回復→あー魔法石ない→課金という流れになる。正直なところこれまで「ソシャゲで課金なんて、ないない」と思ってましたが、これは課金するわ。となりました。

■圧倒的なプレイ(やられ)人口


モンスターハンターでもそうですが、プレイ人口が多いので、各種情報が非常に豊富です。この降臨ダンジョンどうやってクリアするんだよ~という時に、検索するとさくっと倒し方が複数出てきます。無論、攻略情報通りのパーティーなんてなかなか組めないんですが、参考にはなります。

という感じです。他にも登場キャラクターの造形が万人受けする仕様にかなりチューニングされている気がしたりまだ色々書けそうですが、このくらいにしておきます。