長い旅から帰ってきました


兄は

「やっぱり家が1番落ち着くな〜」

久しぶりの我が家で寛いでいました


普通なら兄のように久しぶりの家に

ほっとするのでしょう


しかし私は次子おばさん達との別れに

想像以上のダメージを受けおり

自分でどうする事も出来ない空虚感に 

襲われていました



ただ悲しく涙が出そうになる

何も出来ない考えられない

 


自分の家なのに落ち着かない 

悲しくて虚しくて

このままいるとおかしくなりそうでした


従姉妹達に買ってもらった

ぬいぐるみとハンカチを握りしめ

また直ぐ会えるから大丈夫

何度も自分に言い聞かせ

必死に空虚感と闘っていました



何故

次子おばさん達に執着してしまうのか

それは

次子おばさん達といる時だけが私の望む

環境だったからです


同居の祖母も優しく私の話を楽しそうに聞き

褒めてくれましたが

私と祖母が一緒にいるのが面白くない

母の目を常に気にしていました


次子おばさん達といる時は

母の目を気にしなくていいし

母の暴言を阻止し

私にいつも暖かい言葉をかけてくれ

私と一緒に喜び悲しみ

私の心に寄り添ってくれる


普通なら親兄弟で感じる事ですが

それが私には次子おばさん達だったのです



帰宅後すぐ母の機嫌が悪くなり

理不尽な八つ当たりの再開もあってか

空虚感を抑え込むまで

かなりの日にちがかかりました

 


楽しい時間が長ければ長い程

現実に戻り受け入れるのに

時間がかかるのだと知りました



こんなに苦しい思いをするなら

もう会わない方がいいのかと

そんな事も思いました