ビー・ジーズと言えば、

”マサチューセッツ”・”メロディー・フェア” 等のソフト系か 

”ジャイヴ・トーキン”・”恋のナイト・フィーバー” 等のディスコ系。

どっちが肌に染み付いているかで歳が分かる。

 

1975年を境に、よくもまあこんなドラスティックに変貌出来るもんだと戸惑ったものだ。J.J.ケイルのような偉大なる金太郎飴とは真逆だが、個人的には時代の波を乗りこなす実力あってこそと感じられて嫌いではない。

 

話のついで。

J.J.ケイルの曲調はみんな一緒なのでマニアでもない限りベスト盤で十分かもしれない。私はマニアなので全アルバムを所有しているがw

ボブ・ディランの曲同様に、よりキャッチーにカッコ良く仕上げたカバー曲が多いのが興味深い。

 

有名どころではエリック・クラプトンの”コカイン”・”アフター・ミッドナイト”があるけれどこれは面白くも何ともない。是非聴いてほしいのは、レイナード・スキナード ”コール・ミー・ザ・ブリーズ” や サンタナ ”センシティブ・ウーマン”。絶品! 完全に自分たちのモノにしている。

 

ビー・ジーズに戻ると、

1970年、友達の兄貴が自慢のモジュラーステレオでよく聴いていた ”アイ・オー・アイ・オー” の、印象的な冒頭の ”掴み” に魅了され、聴き終わった時にはまた何回でも何回でも聴きたいと惚れ込んでしまった。

アイオ・アヤィヤィヤィヤィヤィヤ・アイオー・アィオー

なんじゃこれは? 意味わからん... けど、いい ...

 

翌年、映画”小さな恋のメロディー”の主題歌 ”メロディー・フェア” の美しさにノックアウトされ、ビー・ジーズは大のお気に入りグループになった。

 

 

”アイ・オー・アイ・オー” は特に日本でヒットした曲で、アルバム ”キューカンバー・キャッスル(1970)” に収録されている。

アルバムを買ってみようかと思ったこともあるが、他に欲しいLPレコードがいっぱいあったのでそこまでの余裕はなかった。

なのでブログカバー写真の通り、LPレコードとCDそれぞれベスト盤しかウチにはない。両方共1974年より前のソフトハーモニー系時代のものだ。

もちろん ”アイ・オー・アイ・オー” と ”メロディー・フェア” 収録盤だ。