① レーベルが濡れないようにヨーグルトのフタを被せた。

② レコードを少し濡らして溝にこびり付いた付着物を歯ブラシで掻き出しては(実際掻き出されているかは不明)使い古したガーゼ(吸水力抜群)で拭き取る。

③ 盤が乾いたらボンドをグルグル巻きに垂らす。ケチらないのがコツ。

 

④ 指でボンドを塗り広げる。

⑤ 布の切れ端などを張り付けておく。ボンドを剥がす際に便利。

 

⑥ 完全に乾燥してボンドが透明になったら次はB面。

⑦ 歯ブラシを使った場合と使わない場合の違いを試したいので、B面にレーベル濡れ防止用の覆いフタは不要。

 

⑧ 乾燥したボンドを剥がす際に発生する静電気が周囲のチリゴミを吸い寄せてしまうので少しずつ剥いでは絞ったガーゼで盤を拭く。

⑨ A面のレーベルを濡らさないように被せたフタを止めたマスキングテープを剥いだら跡がこびり付いてしまった。盤を少し濡らして歯ブラシを使用する場合、慎重に丁寧いに作業すればフタもテープも要らないなと思った。

 

結果。

元々ノイズが酷いレコード盤だったのだが、

歯ブラシを使ったA面は明確にノイズ減少し、歯ブラシを使わなかったB面は減少したがまあそれなり。 

 

おお~!と感動するするほどの効果が得られないのは織り込み済み。おそらくどんなにお金と手間をかけても結果は似たようなもんだろう。

 

ノイズ除去方法をいろいろ考えたり工夫することは良いことだが、パチパチノイズがやたら気になってしまう人にレコードが向かないことだけは確か。あえてレコードブームに乗っかることなく従来通りにデジタル音源で楽しんでもらいたい。ストレスがなく精神衛生上大変よろしい。