ジミヘンやジャニス・ジョプリンが夭逝し、サイモンとガーファンクル、ザ・ビートルズらが解散した1970年は、私が中学生になってラジオを聞くようになった年と重なる。

 

国内では歌謡曲・演歌が絶好調、若者は台頭したフォークソングに夢中になった。同時にラジオからは心くすぐる素敵な洋楽が続々・・・。そんな1970年(昭和45年)以降のミュージックシーンをリアルタイムで体験した方の多くは、欲しいレコードが多すぎて小遣いが追いつかないことにさぞかし歯がゆい思いをしたであろう。

 

大人になり、あの頃欲しかったレコードを求めて中古レコード店巡りを続けた結果、むかし新品で買ったものを含めてLPレコード約1,000枚・CD約500枚以上(たぶん)。だが半数近くは買って棚入れしたまま。歳も歳なので部屋にあふれているオーディオ機器共々売るなり子にあげるなり捨てるなりし始めなければならないのだが、とりあえずその前に片っ端から聴き納めしようと決心。週5枚聴いたとして5~6年はかかる計算になるがその頃にもなればさすがにあきらめもつくだろう・・・

 

 

CDはいいとしても問題はレコード。

そのほとんどは70年代ロック。これらをガンガン気持ち良く聴きたい。そのむかしモノは試しにと買ってみた高級カートリッジはもはや必要ないし針も高額なので、DENON DL-103R、SHURE V-15 TypeⅣ、その他全て売却処分した。

 

で、今後レコードを聴きまくっていくためのカートリッジ選びだが、

・ デリケートな高級品は不要。

・ ロック・ポップス中心なので中低音がガッチリした硬派な音が良い。

・ 交換針が安価(~3,000円台)。

 

こんな条件でいろいろ検討してみた。以上、3年前の話で恐縮なんですがw

 

続く