宇治川の東岸の朝日山の山裾には、神社建築では、日本最古の本殿である宇治上神社が鎮座する。
拝殿(国宝)は、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されており、鎌倉時代の優れた建物遺構。
本殿(国宝)は平安時代後期に伐採された木材が使われて、一間社流造りの三殿からなる。左右の社殿が大きく中央の社殿が小さい。
京都府ホームページより
こちらのおみくじは木札をガラガラ回して引きます
おー\(゜□゜)/京都らしいデザイン
おみくじの大吉に浮かれて写真を撮っていたら…
ここにお財布を置き忘れたらしいσ(^_^;)
境内には水が湧いている場所も
平安時代後期に建立されたとする本殿(国宝)
その奥左手にお稲荷様
お賽銭を…
あれ?あれ?
お財布がない!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
さっきおみくじを頂いたから境内のどこかにあるハズ。
で社務所へ行くと預かっていてくれました。
どなたか存じませんが有難うございました!(・∀・)
稲荷社を背にして見た本殿側
この稲荷社の辺りにしばらく居た。
光を浴びて輝く緑がキレイでキレイで
感動して涙が出るほど綺麗だった。
上から見た稲荷社
初夏に来てみたい所だな~
お稲荷様のところでお財布がないことに気付いたときは
「今日帰れるのかな…」と
これから起こるだろう色んなパターンを頭で想像した。
社務所で頂くおみくじ。
木札の番号をお坊さんに告げてから頂くのだけど
なかなかクールで体格がしっかりとした精悍な顔立ちのお坊さん。
「あっ大吉だ♪」と喜ぶもクールな表情。
ま、観光客のおみくじ結果にイチイチ感情移入する人も居ないか。
お財布を探して社務所へ行く時
「大吉ではしゃいで財布無くした」と思われるの嫌だな…
なんてチラッと考えた。
※実際お坊さんがそんなこと思うことも無いのにね
「スミマセン。お財布の忘れ物届いていないでしょうか」
「あなたの名前と漢字を教えて下さい」
「○○と言います。字は○○と書いて…」
「届いていますよ」
「えーっ!本当ですか(゚∀゚)!」
「失礼ですけど中を拝見させてもらいました」
「いや全然大丈夫です。有難うございます!やっぱ大吉だからかな~♪」
「…」
クールビューティーなお坊さんだ。
いそいそと稲荷社へ戻る。
お賽銭は千円。
お財布を無くしたと思えばこれでも安いものだ。
とはいえ残高も気になるので千円。
稲荷社の扉の前にあった台にお財布を乗せお礼を述べた。
ここでお稲荷様に会っていなければ、お財布を無くしていることにすら気づかなかった。
きっと教えていただいたのだろう。
有難い。
やっぱり大吉だ。
神社を出る際に社務所前を通る。
クールビューティー御坊がいらしたので
「ありがとうございました」と声を掛けると
ニコッとして「良かったですね」と笑顔で返してくれた。
良かった素通りしなくてヽ(゚◇゚ )ノ
今回の旅で
最後の土地として選んだ宇治。
やはり最終日って必ず良い場所へ行けるな。
このお稲荷様のところへ行く為に宇治へ行った気がする。
境内では海外の観光客も多く
常に写真を撮っている人の姿があったけど
このお稲荷さんの場所では終始私一人だった。
すぐ近くの宇治神社
本殿は鎌倉時代初期の建造物。国の重要文化財。
祭神:菟道稚郎子が幼い頃から聡明で、百済で学問を究められたことから、学業、受験、合格の神様として崇められています。
この後しばらく宇治川沿いを散策。(^-^)ノ~~