よくあるし、
よく聴く話。
なにか気に触るようなことをしたのかしら?
なにもしていないのに避けられてるような気がするんです。
そう、自分は嫌われている、避けられている気がすると言うお話です。
私も、以前は、こういうことにいちいち傷付いて、四六時中、その事を何故だろうと考えていたこともありました。
だけどよくよく考えてみると、
私のことを好きかどうかは、私の問題ではなくて相手の問題なんじゃないかなと。
例えば、
ダイエットの話のように美容にまつわる話や、恋話。
お金絡みの話や、旅行や、家族の話。
友達との楽しかった話。
色んな話があると思います。
その会話の中で、何気なく発言した言葉が、相手の癇に障ったとします。
これって、誰の課題でしょうか?
たまたま、話した時期が、お子さんの受験や、ダイエットを頑張っている時期だったり、美容や、旅行など楽しみにもお金をかけたいけど… そんな余裕なんてない人や期間もあります。
ましてや、色んな役割や課題を抱えて、心にも身体にも余裕のない時に、他人の楽しそうな会話を聞いたら、腹の立つ人もいるかも知れないということです。
だからといって、話したあなたが悪いというわけではないのです。
そんなこと、全て察するなんてムリですよ、エスパーじゃないんだから。
たまたま、そういう時期だった。
そういう考え方の人だったというだけのことなのです。
人は、余裕がないと、その怒りをどこかにぶつけます。
SNSの誹謗中傷の書込みや、人の悪口もそれに似ています。
つまり、それらは、その人の問題であって、あなたの問題ではないということです。
世の中には、どれだけ気を遣って接しても、こちらが好意を示しても、敬意を払っても、駄目な相手もいるということ。
トマトが嫌いなのに、無理なやり食べろと言われても、嫌いなものは嫌いということなのです。
だからね、
気にしない、
なんとかしようとしない、
好かれようとしない。
距離を置いた付き合いをする。
それだけでいいのです。
このことに気付いてからは、私も随分と人付き合いが気楽になりました。
人付き合いはサラッと軽やかに~。
大切にすることは、自分を大切にしてくれている人のことを大切にすること。
今日の目標を立てて、そこに向かって前進すること。
自分の時間を持つこと。
どうにもならないことに執着しないことです。
考えすぎないことです。
心身調律師 くにこ。