今年度一回目の文房具紹介です。
2026年第一回は昨年に引き続き木軸シャーペンを紹介していきます。
今回紹介するのはPILOTのs30です。
https://www.pilot.co.jp/promotion/s30/
PILOT sシリーズ
PILOT社の商品では、ドクターグリップを使った人も多いのではないでしょうか。現在だとドクターグリップだけでも多くのバージョンがあります。フレフレ機構がついているものがほとんどで、使っていた人はペンを振って芯をだしていた記憶があるのではないでしょうか。
そんなPILOT社のシャーペンでもsシリーズというシリーズのシャーペンがあります。
これは何なのかというと、製図用シャーペンを中心とし、一般筆記もできるシャーペンのシリーズです。
昨年紹介したs10もこのsシリーズのうちの一本です。
s3、s5(昨年廃盤)、s10、s20、s30(廃盤)の5つのシャーペンがsシリーズです。
素材はs3、s5がプラスチック s10がプラスチックと金属 s20、s30が木となっています。
pilotの木軸ペンと言えばs20が思いつくと思いますが、s30はその上位互換のバージョンとなっています。
ただし、使用している木材は同じなので、そこは注意が必要です。
オートマチック機構
s30の最大の特徴は自動で芯が出てくるオートマチック機構です。ぺんてるのオレンズなどにも似た機構が搭載されていますね。
それらとどのような違いがあるのかはまた別の記事で解説していきます。
オートマチック機構は芯を出さないで書くというのが最大の特徴です。そのため、芯が折れる心配もなく書くことができます。筆記しているときにはパイプが紙と接触して状態になりますが、ペン先がしっかり研磨されているからか突っかかりなどはほぼありませんでした。
また、ペン先が綺麗な段状になっているため、ペン先の視界がよいです。この三段の線はs20やs10にもあった気がします。シンボル的な感じなのでしょうか。
しかし、欠点としては
・細かい筆記 (学校での新聞、絵など)では書きづらい。
・定規などを使用するとき、ペン先が少し太いためずれる。
といったものがありました。
ヘキサゴナルなどの製図用シャーペンとセットで使用するといいかもしれません。
外見と仕様
今回購入したのはブラウンです。本当なら金属との色合いでブラックが欲しかったのですが仕方ありません。
ただ、ブラウンにすることで木本来の色に近づき、経年変化がとても分かりやすくなっています。経年変化が現れたら、木軸ペンの記事はもう一回書こうと思います。おそらく数年後になります。
金属パーツには鏡面加工が施されています。顔が反射しそうで怖いです。
鏡面加工とは、物体の表面を鏡のように滑らかで光沢のある状態に仕上げる精密技術のことです。スマホの背面パーツや自動車の部品、家具や雑貨などにも使われているそうです。特殊な工具で削ったりする手法と、高速で回転する砥石で研ぐ手法の二つがあるそうです。表面に高い光沢があることで高級が増して見えます。
しかし、表面が滑らかなためにキャップ部分などに指紋などの汚れが残りやすいという欠点もあります。たまに拭いておくといいでしょう。
s20とs30は木材にどちらもカバ材が使われています。カバ材は別名「バーチ」とも呼ばれています。同じPILOT社のレグノもカバ材を使用しているようです。
このs30に使用されているのは「樹脂含浸材」という素材です。
この「樹脂含浸材」は圧力などで木に樹脂をしみ込ませる技術を使用した素材で、通常より強度や耐久性が優れています。
ただし、「木のぬくもりを感じられない」といった声も一定数あるので「木の素材」を大切にしたい方は別の物を購入した方がいいでしょう。
まとめ
シャーペンとしてかなり高機能であるな感じます。さすがPILOTのフラッグシップモデルです。
オートマチック機構(自動芯操出機構)もかなり違和感なく筆記することができました。
木の手触りもよかったなあと思います。
個人的に気になるのは芯硬度表示窓がないことくらいです。ですが、木のキャップというのが他のsシリーズとの差で特別感があり気にいっています。
同じようなオートマチック機構がつき、高級帯であるオレンズネロを使う方だと最初は違和感があるかもしれませんが、だんだん慣れてきて良さが感じられると思います。
すでに生産は終了され、あとは店頭在庫のみの商品です。購入したい方は早い段階での購入をおすすめします。





