ウサギの島として有名な、大久野島ですが、

戦時中にはここに毒ガスの製造工場があったということで、

その資料館に行きました。

室内は撮影禁止ということですが、仮に写真撮影しても、

皆さんに見せることができない、そんな悲惨なものでした。


ここで、製造されていたのは、

1、イペリットガス(びらん性ガス)

  体中に水泡(ブツブツ)が出来て、激しい痛みを伴う。

2、ルイサイトガス

  猛毒で知られるヒ素を含み、繊維やゴムをも通す。

  激しい痛みを感じ、水砲ができ、肺浮腫を引き起こしやがて死に至る。

3、青酸ガス

  青酸カリと聞いたことがあるかと思いますが、青酸(CN)の作用で、

  細胞の呼吸を停止させ、やがて死に至る。


  そのほかにも2種類(合計5種類)もの毒ガスを製造していた。



戦争が終わって70年がたち、平和な世の中になっていますが。

もしも、これらの、毒ガスが使われたら、想像するだけで、恐ろしいですね。





毒ガス資料館です。





毒ガスを貯蔵した容器です。





毒ガスの研究所の跡です。





三軒屋毒ガス貯蔵庫跡です。





こちらも同じです。





こちらも、同じです。





日本庭園跡という看板があったけど。





こちらも、毒ガスの貯蔵庫跡です。