私は現在52歳、直接は戦争は知りません。

ここ数日間にテレビで見た戦争の話しの中で、いくつか印象残ったことがあります。

ひとつは、シベリアに抑留された人たちの話しです。

満州で終戦後捕虜として、ソ連に連れて行かれた人たちは、

過酷な労働を強いられ、生きて日本に帰ることができるかどうか、

全く見通しがつない状況。

そんな中、日本兵の間で、赤化した人(共産党、つまり当時のソ連に近づいた思想の人)、または少しでもその雰囲気が感じられると、日本人の仲間から、

から激しい迫害を受けた。

また日本に帰ってきても、戦争時代にソ連に近づいた、

裏切り者というレッテルを貼られて、仕事につけない人も多かったとか。

もうひとつは、太平洋戦争が始まって、日本国民は、みなで憎き敵国

アメリカを倒せという雰囲気が漂っていたとか。

一方、アメリカの多くの一般市民は、生活に困ることはなく、

軍需産業の発達で、その恩恵を受け、好景気に湧いていたとか。

国民性の違いといえばそれまでだが、この考え方の違いは一体何だろう。

しかし共通して言えることは、もし戦争があると、その代償は大きい。

暴力行使の後には、人間の恨みや建物の破壊など、

負の遺産しか残らないように思う。

私の父親も、昔シベリアにいたことがあったらしい。

でもそのことは全く話したがらない理由もわかるような気がする。