江戸時代末期の浮世絵版画家の歌川国芳という人物がBSのテレビで
紹介されていました。
その興味深さに思わず1時間ほど、見入ってしまいました。
当時の浮世絵を今の技術で再現するプロジェクトが始まり、
見事それがかなったという。
浮世絵というのは、はじめに絵師と呼ばれる人が下絵を描く、
次に彫り師と呼ばれる人が版木に掘る、更に摺り師と呼ばれる人が多い時には30色もの色で刷り上げるそうです。
気の遠くなるような技がどの過程にも生きている。
例えば人物の髪の生え際を掘るときには、1ミリの中に3本から5本の
髪を掘るという。
それを微妙にずらすことより、臨場感にあふれる浮世絵に仕上がるという。
当時の人々はこうしてつくられた浮世絵を安く手に入れることができ、
今の感覚でいうと、たぶん200~300円ぐらいで。
浮世絵はこうして一般庶民に爆発的に広がり、根付いたのだという。
当時の職人の技のレベルの高さと、その心意気が伝わってくるようです。