リフォーム会社S と契約を完了。
その少し前の話ですが、とある商業施設の家具屋さんで見つけたダイニングテーブルとチェア。
かなり気に入りました。
ただ、その時点ではまだリノベーションの契約もしていませんでしたし、急いで購入しなくてはならない理由もなかったので、機会があれば・・・くらいに思っていました。
それからしばらくして、他にもいいダイニングテーブルがあるかもしれんね。ということで、ドライブがてら大川市まで行ってみることにしました。
大川市といえば日本一の家具産地です。
新型コロナウイルス感染の拡大を防止するため、今年は中止となってしまいましたが、大川木工まつりは家具生産量日本一を誇る大川市恒例の家具販売イベントで、毎年約20万人が大川市を訪れるほどの人気イベントです。
家具メーカー200社 10,000点の家具・インテリアが展示販売され、メーカー直売のお祭り価格で大放出されます。
私たち家族も毎年のようにこのイベントに出かけて楽しんでいます。
中止になったことは残念ですが、今年は、「ネットde大川木工まつり」を開催するとのことです。
HPはこちら → http://okawa-mokkoufes-pre.net/
ということで、大川市に到着。
まずは関家具に行ってみました。
訪れたことがある人は知っていると思いますが、関家具は一店舗だけではありません。
ペガサスビルを筆頭に、8号館まで店舗があって、ものすごい数の家具が展示されています。
画像はお借りしました。
上の画像の赤で囲んだ8号館が、CRASH CRASH PROJECT の店舗になります。
そして下の画像が、近影です。(画像はすべてお借りしました。)
店舗に入って、様ざまなおしゃれな家具を見ていたのですが、嫁さんが目を付けた「DECKE DINING TABLE(デッケ ダイニングテーブル)」も展示していました。
商品展示もさすがに充実していて、「DECKE DINING TABLE(デッケ ダイニングテーブル)」も、オイル仕上げのものとウレタン塗装仕上げのもの、長方形のテーブル以外にも丸型のものもあり、さらにそれぞれにサイズ違いのものまで展示されていました。
チェアも「マルケッシュ チェア」という名前で、やはり、オイル仕上げのものとウレタン塗装仕上げのものがありました。
ただ、やはり定価の値札がついていましたし、ここで購入した場合は配達料がかかることもわかっていましたので、購入する気はなかったのです。
そして、これもいいね、あれもいいね、何て言いながら、階段で2Fに上がって、たくさんのチェアが置いている場所を見てみると・・・。
そこに置いていたチェアはすべてアウトレット扱いのもので、正札と値引された価格の札がつけられていました。
そこで、私が気づいたのですが、「DECKE DINING TABLE(デッケ ダイニングテーブル)」と一緒に展示されていた、あの「マルケッシュ チェア」とそっくりなチェアが置かれています。
しかも、画像のチェアが2脚ずつ、合計4脚ありました。
「あれ、何かあのチェアに似てるのがあるね。」
「本当。何か似とるよね。」
「いや、同じチェアやない?」
と、いいつつ確認してみると・・・。
「マルケッシュ チェア」のタグがついています。
「いや、やっぱり、マルケッシュ チェアって書いとるよ。しかもオイル仕上げのヤツやん。えっ、30%オフみたいやけど・・・。」
「えっ?そんなことあるやろか?傷でも入っとるんやない。」
「そんな風には見えんけどね。」
「聞いてみよっか?」
「そうやね。」
店員さんを見つけて声をかけました。
「すみません。あそこにあるマルケッシュ チェアなのですが、値引きされているのは何か理由があるのですか。」
「はい・・・。あ、あのチェアですね。あれは新品なのですが、今日の午前中に撮影をするために出しまして、撮影のためでも一度出したものは定価販売できませんので、つい先ほどアウトレット扱いで出したばかりです。あのチェア、良いですよね。」
「いえ、ちょうど欲しいと思っていたんです。」
「それは運が良かったですね。人気商品はアウトレット扱いで出したら、本当にすぐに売れてしまいますから・・・。本当についさっき出したばかりですよ。」
「車に載せて持ち帰ることは出来ますか?」
「はい。梱包いたしますよ。」
「ただ、4脚は積めないので、2脚持ち帰りで、2脚預かりでも大丈夫ですか。」
「はい。大丈夫です。」
「どうする。」
「いや、買うよね。」
「じゃあ、お願いします。」
「かしこまりました。」
こうしてマルケッシュ チェアを4脚購入することができたわけですが、たまたま出かけた大川市で、しかも、少し早かったらアウトレット扱いで販売していなかったでしょうし、少し遅かったら他の人に買われていたのではないかと思います。
タイトルは少し大げさですが、私たちにとっては、「奇跡の出来事」でした。
ちなみにテーブルは、商業施設のイベントの時に、カード払いで購入して 10%オフで購入。
リノベーション後の引っ越し予定日の12月1日に配達してもらうようにしました。
つづく。
参考までに、これまでの主なリフォームの状況です。
1999年に理想の間取りのマンションに出会って、すぐに購入。
2019年までに少しずつリフォームをして住みやすい部屋をつくってきました。
そして、2019年10月に半分リノベーションによって、理想に近い部屋を手に入れた記録です。