11/22水は上野アリエスで、LiLi meets 山岸笙子トリオのレコ発最終回。


LiLi vo

山岸笙子pf

林正男b

田村陽介ds


まずはインスト。軽快なピアノにベースとドラムが続く。



インスト中にフリーの4人組のお客さんが見えて、アリエス満席の大入り㊗️


そこにLiLiちゃん登場で、まずはDay by day。今日は明るく楽しく揺れる。

ちょっと大入りのお客さんに戸惑う😄



アルバムの中では明るめと言って、The way you look tonight。跳ねるドラムに乗って伸びやかにスイング。


林さんのベンベンいう恨み節に近いベースのソロから、暗闇に静かに響くようにそっと歌が始まり、ブラシにピアノが続いていくClose your eyes。





アルバム外からYou don’t know what love is。ブラシで軽快なリズムのイントロから始まり、歌はスピードに乗って弾む。ピアノソロもベースソロもポンポンと弾んで展開。全然暗くない😆 


絶望感の続くセトリと言ってLeft alone。しっとりとしたピアノのイントロから、LiLiさんの悲しげな歌声が響く。これはズーンと沈むけど、今日は沼底という程でもない😁


You and the night and the music。LiLiさんの低音が生きる歌。不安げなピアノに続いて、ぞくりと来る歌い出し。ピアノソロはリズミカルにポンポンと展開するのが歌とは対照的。ドラムソロも一番の暴れっぷり。歌も2ndコーラスはたっぷり跳ねていく。





1st最後は、もう過ぎちゃってGoneだけどと言ってWhen october goes。美しいピアノイントロから、クリアな歌声で過ぎ行く時を惜しむ歌。ブラシが効果的に入り情感を高める。


2nd

特徴的なモチーフの繰り返すイントロからふわーっとスタートするスキャット。オリジナルのSeraphic smile。全曲スキャットの挑戦的な曲。





アルバム外からBody and soul。美しいイントロからゆったりと優雅に歌う。最後は歌詞がアルコと共に消えていく。


4ビートでと言ってWe’ll be together again。初手からゆったりと揺れて歌う。最後までさわやかで希望が見える。


I wish you love。ピアノとルバートでスタート。コーラスはシンバルの刻むリズムに乗ってスイングしていく。


好きな曲なんだけど、やっぱり暗いのかなとMoon and sand。繰り返すピアノのモチーフにアルコが重厚に響くイントロから、静かに寄せる波のように歌が始まる。マレットの微かなドラム。中盤からブラシのリズムに乗って揺れる。最後はアルコとスキャットで幻想的に締める。


アルバム中一番の難曲と言ってInvitation。アップテンポなシンバルからスピードに乗って歌う。音程のアップダウン変化も大きい。林さんのベースソロも光る。



本日最後と言ってNight and Day。アルバムの中で笙子さんアレンジが光る曲のひとつ。定番の可愛らしい鳥の鳴き声のバースは一切無し。浮遊感あるNight and day。寝ても醒めても夢の中に漂う。





アンコールは残してあるFly me to the moon。ルバートでLiLiさんの英語詞で、スタート。2ndコーラスはリズミカルに笙子さんのポル語歌詞。3rdコーラスはLiLiさんに戻って締め。



1年間に渡ってのレコ発は、これにてフィナーレ。ありがとうございました。