9/2土の昼は、立川Jesse Jamesで、夏田親方トリオ+LiLiさんのライブを拝聴。


元々はピアノ小池純子さんの予定だったのが、体調不良で佐藤まさみさんに変更されてのライブ。


LiLi vo
佐藤まさみpf
横山裕b
夏田克彦ds


まずはインスト。美しいピアノタッチで始まったのはボサでTriste。
2曲目のインストはSimone。今日の横山さんのベースはコーラスから音が立っている。いい感じ。

 

 

 

 

LiLiさん登場。
まずはMean to mean。軽く弾むピアノから、スイングで揺れて歌う。
それからI'll remember you。親方は昔は好きじゃなかったそうですが、LiLiさんと組むようになって好きになったかな😆
バースからルバートで歌い始める。コーラスはゆっくりと揺れて心地よく、思い出を語っていく。

 

 

そしてLover come back to me。歌詞を尊重して泣きな感じでと、ブルジーなピアノからスローに始める。LiLiさんは低音の響きを生かして揺れる。


続いては十八番のI didn't know what time it was。軽快なピアノイントロから、ブラシとベースのリズムに合わせてスイング。伸びやかに跳ねて歌う。スキャットとドラムとの掛け合いも良い。


キーが演奏者にとって難しいからと、あまり歌ってなかったというA nightingale sang in Berkeley square。しっとりと揺れて歌う。この曲は私好きだけど、今日のLiLiさんの歌はよく沁みる。

 

 

1st最後は、Almost like being in love。 美しいピアノのイントロから、優雅にバースを歌う。コーラスはリズミカルにスイング。楽しく弾む。スキャットとピアノ、ドラムの掛け合いで親方頑張る。2ndコーラスは力強くスイングしていく。


2nd
インストは繰り返しのフレーズがリズミカルな曲。まさみちゃんのタートルダンスというオリジナル。


シットインで井上夏代さん。
曲はWhen sunny gets blue。親方からのリクエスト。ピアノとデュオでルバートでスタート。コーラスはゆったりと想いを語るように歌っていく。ちょっと鼻に抜ける感じの声で、結構パワーある感じ。

 

 

続いて北峯睦さん。
曲はJust in time。柔らかく歌い出し。ゆったりとスイング。上品な歌声。前に聞いた時よりも、かなり進化されてる。安定したキーも素晴らしい。

 

 

LiLiさんがステージに上がって、Charade。歌詞の意味が今ひとつ掴めなかったから、映画をわざわざ買って見たのに、さらにわからなくなったという、Jazzボーカルあるある話。ピアノの定番テーマから、ワルツのリズムに乗って大きく揺れる。実に歌は名曲。

 

 

それから、恋する相手のことならいくらでも書けるというI can write a book。 軽快なピアノイントロからスイングで歌い出し。楽しく弾む。


そしてI wish you love。ピアノデュオでしっとりと歌い始める。コーラスはリズムに乗ってたっぷりとスイング。明るく楽しいI wish you love。今日はLiLiさん、絶好調。

 

 

そのままボーカル先行でスタートしたのは、アップテンポなDon't get around match any more。これも楽しい歌。


親方がききにまわりたいからと、ドラムレスでWhen october goes。キラキラとした美しいピアノから物悲しげに歌がスタート。コーラスはベースが優しく入って、しっとりと歌を紡いでいく。

 

 

本日最後と言ってSocial call。たっぷり弾むピアノに乗ってスイング。今日は歌に力がある。スキャットとドラムの堂々とした掛け合い。
アンコールはSmile。ボーカル3人で歌い回しの贅沢な歌で締めて終幕。

 

 

今日のLiLiさんは歌に力があって、迷いなく吹っ切れた感じ。次回も楽しみです。ありがとうございました。