12月に入って急に冬らしくなってきた12/4(土) 神田司町LydianでLiLiさんのライブ。 


LiLi (vo)

尾崎琢也 (pf)

佐瀬正 (b)


尾崎さんはリンさんのトラで久しぶり。エレピでないのは初めてかも。佐瀬さんは代ナルでよくお聞きしてます。今日は普通の4弦ベースですね。


三人が上がっても、ステージの中央スポットが当たってません。ライトが切れちゃったようです。LiLiさんだけ真夜中のステージw



まずはI only have eyes for you。軽快なピアノにリズミカルにスイングして歌が始まる。まさにあなたを見る目だけがステージで歌ってる感じ。


それから、色々な別れ方があるけどとI wish you love。ドロドロダーンと重いピアノでLiLiさんの低音が響くバース。コーラスからは優しくベースがリズムを刻んで、揺れながら歌う。ベースが心地よいソロを取ったあとはLiLiさんのスキャットが響く。


なんとなく失恋ソングが続く。十八番のGood morning heartache。ピアノとルバートで物憂げにスタート。Bメロからベースが入って世界観を広げていく。


二人のインストでYesterdays。尾崎さんのアコースティックな演奏も表情豊かでさすが。



これまた十八番のI don’t know what time it was。尾崎さんの単音主体のイントロから悲しみたたえてスローに歌が始まる。サビからベースが入ってリズミカルに歌も跳ねる。


失意の旅は続くよ的なSentimental journey。ゆっくりと歩くようにスタート。ブルージーに歌う。最後はピアノのダイナミックなエンディング。


弾むピアノに軽やかに歌うLove you madly。かなり速いテンポ。スキャットとピアノの掛け合いも軽快に。


1st最後はBlue skies。ピアノのドラマティックに展開するイントロからムーディな感じでスタート。物憂げで全然晴れやかでないブルースカイ。中盤からはよく転がるピアノに歌が晴れやかになっていく。このあたりの持って行き方はLiLiさんの本骨頂。



2nd

しっとりとピアノソロで始まったのはBluesette。ベースが入って軽快に進行。尾崎さんと佐瀬さん初顔合わせには思えない演奏。


LiLiさんの1曲目はAlmost like being in love。厳かな感じのイントロから、コーラスはスイングして明るく歌う。スキャットとピアノの掛け合いから2ndコーラスは盛り上がる。


ブルームーンの意味って色々あるけどといって、ゴージャスなピアノとルバートでゆっくりと揺れるBluemoon。ベースが入ってリズミカルに展開。


ピンピンと単音のピアノのみのイントロから、しっとりとIn the wee small hour of the morning。ベースソロはアルコで歌の世界を引き継いでアンニュイな時間が流れる。このアレンジはいい。


そしてIf I should lose you。ピアノの軽快なイントロから、心地よくスイングする歌。ウォーキングベースも心地よい。


とうとうWe’ll be together again。 ポロポローンとしたイントロからしっとりとアンニュイな歌声。低音がゆっくりと「またね」って言う歌が響く。ストーリ仕立ての選曲はさすが。


最後の曲と言って、I hear music。よく弾んで明るく歌う。ノリノリなスキャット。


アンコールは季節柄の曲と言ってLet it snow。尾崎さんが枯葉をイントロに混ぜて楽しく転がるピアノと明るくスイング。ベースも喜んでいるように弾む。パンポンと遊ぶピアノに合わせて雪やこんこを挟んでスキャットも楽しい。2ndコーラスも楽しく伸びやかに締め。


今回も素晴らしいライブでした。ありがとうございました。このあとのスケジュールが押していたので、出演者にろくすっぽ挨拶できず、そそくさと退散。