4/20(火)は上野アリエスで、みぽりんと笙子さんのチェット・ベイカー特集。

 
藤林三穂子(vo)、山岸笙子(pf)
まずはインスト。曲名?だけど、相変わらず癒しのピアノ。でも今日は力がみなぎっている感じ。
 
みぽりんの1曲目はチェットベイカーの自伝映画Let's get lostからタイトルチューンのLet’s get lost。ピアノは快調に進んで、歌も軽くステップ踏むように歌う。
 
今日はチェット・ベイカーのアルバムChet Baker Singsをなぞるセトリとか。フライヤーデザインもジャケットデザインをリスペクトしたもの。
そのアルバムからIt's always you。黄昏時に肩をもたれさせているようにムーディに。ピアノも美しく流れて行く。
 
続いてはMy ideal。語りかけるようにやさしく歌う。ピアノも可愛らしく、最後はピンと締める。
 
それからI've never been in love。スイングでなくバラードでといって、最初はかすれるようにアカペラで歌い出し。ピアノが入って歌も静かに盛り上がる。
 
ゆったりした曲ばかりだったので、ここでBut not for me。チェット・ベイカーはバースをtpで吹くけど、ここは歌いますと言って軽快にスタート。コーラスはノリに乗って展開していく。
 
1st最後はシンディローパーじゃないよと言って、スタンダードのTime after time。ゆったりと時の流れを歌うように。
 
2nd
インストはちょっと変わったメロディの曲。前半はJazzらしくなくて、昭和のドラマな感じ。後半は美しいメロディが展開していく。
 
みぽりんの歌はMy funny valentine。しっとりと丁寧に歌う。笙子さんの沁みるピアノに、みぽりんの歌唱は中性的でチェットらしい歌。今朝の私の仕事始めのBGMは実はこれ。
 
それからThere Will Never Be Another You。イントロをスキャットで入る挑戦的な歌。リズムに乗ってスイング。最後は半速となってムーディに締め。
 
The Thrill is GoneとAlmost blueを続けて。すっごく暗い曲と言って、ゆっくりと想いでを振り返るように歌い始める。まさにブルーにAlmost Blue~とシメ。
 
そして、I fall in love too easily。バラードでなくスロースイングでと言って、でも出だしはムーディ。でもどっぷりと重くならずに歌っていく。
 
雰囲気を変えてLook for the silver lining。色々あるけど、明るい未来に向かってといって、ミディアムスイングで歌いだし。ピアノも良く鳴っていい感じになっていく。
 
最後にチェットベイカリーの宣伝。北海道のJazz好きのパン屋さん。お店の名前もそうだけど、商品名もジャズ関連のもじったユニークなモノばかり。お取り寄せではまっているらしい。コラボで北海道いけるかなだって
そして最後の曲と言って、My foolish heart。ゆっくりとやさしく歌って本日は終幕。
ありがとうございました。