雨降る4/14(水)は銀座シグナスで、飯田さつきさんのリーダーライブ。


飯田さつき(vo)

保坂修平(pf)

小美濃悠太(b)


まずインストは、軽やかなメロディのJoy spring。春が軽く弾けてる。


そして、さつきさんが登場。MCなしにアカペラでSend in the clownsをゆったりと歌いはじめる。ピアノとアルコが重みを与えて、慈愛に満ちた歌声が響く。


そのまま続けて、ザッザッとリズム取るベースとピアノのThat's old black magicのイントロが始まって、さつきさんの開会のあいさつ。挨拶に続いてのコーラスは堂々の歌唱。伸びやかに声が通る。


MCでシグナス出演は14年ぶりとか。保坂さん、小美濃(おみの)さんも7,8年ぶりのご共演。いろんな縁が紡ぐライブ。小美濃さんが参加された「絵のない絵本」がアマゾンでランキング1位とか。ご自身のトリオのアルバム「Bright October 14th」も同時に出されてます。


インストのJoy springにかけて、It might as well be spring。ゆったりと春を喜ぶように歌う。


それから今日は雨降りだから、雨縛りでSptember in the rain。軽やかに弾むピアノのイントロから、ゆったりと揺れる歌。


雨の曲2曲目はHere's that rainy day。しっとりと沁み渡る歌。イントロと間奏にはクラシックのショパンの雨だれを挟んで、静かな雨の日を作っていく。


他の人はあんまり歌っていないというBroadway。パンチ効いた歯切れのよい歌。アップテンポにバンドを引っぱっていく。


Broadwayで終わりかと思ったら、突然のハピバ。私ともう一方の誕生日プレゼントでした。さつきさんの伸びやかな歌に祝福される。ありがとうございます。


2ndのインストもまた軽快なピアノとベースで始まる。


さつきさん登場で、3℃のアルバムからWalk with me。リズムに乗って力強く。間奏には手拍子で盛り上がっていく。


同じアルバムからDeep river。美しいピアノのイントロから優しく歌い始める。滔々と流れる川の流れのよう。


ここでメンバーの紹介。高学歴ジャズメンだそうで、保坂さんは東京芸術大学大学院、小美濃さんは一橋大学大学院のご卒業。お二人とも素晴らしい演奏です。学歴は関係ないですね😃


春のナンバーてかつ、新曲といってI'll remember April。ピンビン弾むピアノに安定のベースをバックに、緩やかに揺れて歌う。間奏には保坂さん、色々混ぜて楽しく。


それから保坂さんアレンジのLullaby of birdland。なんとなく寂しげなイントロからしっとりと歌う。スローにブルーに、ちょっと変わったバードランド。


一転してダイナミックなイントロからスピーディにJust friend。アップテンポに伸び伸びと歌っていく。


最後の曲と言って糸。これまた美しいピアノから、豊かな声でゆったりと優しく歌い出す。堂々の歌唱に酔いしれる。最後はビアニシモのアルコが消えていく。


アンコールはOur love is here to stay。ゆったりと歌い始め、拍手とともにミディアムスローにスイングしていく。


いつもながらに素晴らしい歌と演奏で、ハートウォームなライブでした。ありがとうございました。