久しぶりの雨の3/2(火)は、神田司町Lydianでみぽりんのライブを鑑賞。
藤林三穂子(vo)
田窪寛之(pf)
原川誠司(as)
まずは軽やかなピアノに爽やかなサックスでインストかと思ったけど、なんとイントロだった。みぽりんが後ろから歌いながら男装で登場。伸びやかにI've never been in love beforeを歌い始める。今日はのっけからとてもいい感じ。最後は爽やかにサックスが鳴いて締め。Lydianさんは1stスタートが18時半なので、2ndが30分ちょっとしか時間がない、そのため今日はMCなしで進行する由。事前に今日のレジュメが配られている。
続いてはピアノとリズミカルにCherokee。間奏にはasの軽快な音色がよく響く。その後のピアノソロも負けじと競奏していく。
それからピアノとしっとりとSpeak low。これは私の好みよりはちょっと早い。でも美しいピアノ旋律がたっぷりと響く。2ndコーラスは渋くasが歌にかぶさる。最後はスキャットとasの掛け合い。三位一体のマリアージュでフィニッシュ。
お次はしっとりとピアノデュオでLook for the silver liningがスタート。コーラスはゆったりと空の向こうを望むように。asが歌を追いかけて、そのまま途切れずにスキャットもたっぷり。asソロは粘って粘って乗っていく。それを受けてのピアノもまた世界観を繋げる演奏。
ここで一息つきたくて、みぽりんは原川さんと田窪さんの紹介MC。今日のライブの副題GUYS SKIPPING DOWN THE STREETは原川さんの新CDのタイトルにGUYSをつけてもじったもの。みぽりんのライブでありながら、原川さんのレコ発も兼ねるライブという志向( ´∀` )
雰囲気を変えてピアノの静かな進行で悲しげにMisery。asが後半で渋く吹かして歌に深みを与える。間奏のピアノソロで悲しみがさらに深まっていく。
短い休憩をはさんで2nd開始。
弾むピアノに合わせてパンチ効かせて歌いだしたTake me out to the ball game。asとスキャットの掛け合いも素晴しく、元気よく歌い上げて締めとなる。
それからピアノのダンダンとしたタッチでWork song。パンチ効かせて歌い始め。これまた力強く歌い切る。
続いてはピアノのどことなく悲しいソロが延々と続いて、低いキーで歌うTurn out the stars。鎮魂歌のように静かに進んでいく。
最後の曲はFor Nenette。ゆったりとメロディに乗って歌う。ピアノソロがよく転がっていく。
時間があるのでアンコールということで、Old folks。ピアノとしっとりと語りかけるようにスタート。かすかにasが吹かして歌に重ねていく。
今日のライブはMCなしでお品書きに従っての進行だけど、純粋に音楽を浴びた感じ。ステージ上のミュージシャンどうしの交感も見て取れて、いいライブでした。ありがとうございました。