12/9(水)は中目黒楽屋さんで、奥平真希さんのレコ発ライブ。

トオイダイスケ(pf)、原田上総(gt)、森田悠介(b)、秋元修(ds)





フルバンドできらびやかなイントロからリズムに乗ってしっとりとスタートしたPure imagination。中盤からより豪勢に展開していく。

挨拶のあとは原田上総さんが入って、アカペラで始まったのはAll things you are。サビに向かってバンドの音数が増えていく。さすがマスクしてても顔で弾くギタリスト(笑)のノリノリなギターで盛り上がる。


世界最速?と言ってOne note samba。確かに早回しの出だし。そのあとのベースソロも大変。森田さんは6弦のエレベをベンベベンと。それ続くソロ回しも渾身の演奏が続く。

ピアノ、ギターとのトリオで一番最初に覚えたというBluemoon。ギターの繰り返すフレーズからギターとルバートで甘くスタート。中盤からピアノが入ってゆったりと。間奏はよく歌うギター。月光に遊ぶようなピアノが素晴らしい。

今日はレコ発なのでCDの紹介。それと文房具が好きだからと、アルバムの小型版みたいな付箋紙も紹介。


もう1st最後ということで、ピアノデュオでSkylark。澄み渡るような青空の下にいるような清々しさ。ダイスケさんの沁みるピアノが世界観を作る。

2nd
ピアノデュオでBlue in greenをしっとりと沁みるように。ドラマティックに展開するピアノにあわせて盛り上げる。


CDを作るきっかけの話。ライブの帰りにトオイダイスケさんにCD作りたいって言っちゃったことから始まり、クラファンなにも知らなかったけど、自分のホームページに作り込んで頑張った経緯。これが後のコロナ禍で役立つことは、このときは知り得なかったでしょう。

その経緯の話から、ピアノの美しいイントロのThe Christmas song。いたわりと感謝の歌を伸びやかに歌う。

ドラムの秋元さんが入って、映画バグダッド・カフェのCalling you。ハイトーンの伸びやかな歌声に癒やされる。ドラムは毛布を敷いてボコポコドコドコいうパーカッションがユニーク。


そして尖ったアレンジというSummertime。勢いあるドラムにピアノとベースは単にコードを置くだけの中、淡々と進むうた。2ndコーラスはハイトーンで炸裂する歌に。

原田さんが入って、最後の曲はTea for two。ピアノとデュオでバースを清らかに。コーラスはベースのリズムにボコパコ言うギターとブラシで明るくクリアに歌っていく。


アンコールはMisty。ピアノとボコパコと言うドラムに乗ってにこやかに。華やかなミスティ。後半はバンド全員がノリノリで締め。



アルバムを受け取ったとき、デザインの素晴らしさが目を引きました。そしてアルバムを聞いたあと、実に世界観が現されていると二度びっくりしたジャケットです。じっくりと作り上げたことがよくわかり、またこの一年でものすごく進化した歌にも感銘を受けました。ありがとうございました。