10/29(木)は、十三夜の月を見ながら伺った代々木ナルで、永野寛子さんのライブ。
 
永野寛子(vo)、清水絵理子(pf)、田辺充邦(gt)
 
 
田辺さんが弾き始めたのはStars fell on Alabama。甘いメロディでゆったりと。今日はMCなしに静かに始めます。
 
インスト2曲目は清水さんが元気なやつをと言うと、バラードですかと返すバーニーさん。曲はThe night has a thousand of eyes。ドラマティックな展開を予感させるピアノイントロからギターのメロディ。二人で加速するリズムとメロディが雄大で素晴らしい。
全然関係ありませんが、邦題の「夜は千の目を持つ」と聞くと、光瀬龍原作、萩尾望都の漫画「百億の昼と千億の夜」を思い出します。こちらも雄大なストーリーです。
 
寛子ちゃん登場で、ゆったりとLove me tender。歌詞を大切に優しく歌う。15周年ライブ以降、特に歌詞を丁寧に歌っていこうという感じを強く感じます。
 
続いてはWhat a wonderful world,ギターの奏でるレゲエのリズムに乗ってニコニコと歌う。
 
そしてThis can't be love。楽しくスキップするピアノとハートウォーミングな歌。笑顔満点でアップテンポに歌う。
 
ブラジル音楽と言って、「悲しみ」なんだけど明るい曲Triste。クリアな声でゆったりとボサのリズムに乗って歌っていく。
 
今日はあまりおしゃべりたりない? ブルームーンの話をしつつそれを歌わないというお約束のMC。バーニーさんは満月の夜に願うと、臨時収入がかなりの確率であるとか。
 
そして月にちなんだ曲はギターとデュオでMoon river。ギターの単音の響きとともに優しくゆったりと。中盤からはピアノが入って更に情感高める。
 
月つながりでFly me to moon。ギターとともにバラードで。中盤からはずんで華やかに歌っていく。
 
 
2nd
バーニーさんがオリジナルでとえりっちょさんに譜面を渡すと、オジジですかと。スタートから大受け。その曲は自粛中に作曲されたSomeday somewhere。しっとりと奏でていく。
 
えりっちょさんは、ちょっと選曲を迷ってから弾き始めたのはAll things you are。ピアノの軽快なメロディ運び。何も言わないのに息のあった演奏。
 
寛子さんが呼び込まれて、Tea for two。ピアノと優しい声でバースを語り、コーラスはギターが入ってよく弾むスロースイング。最後も可愛らしく締め。
 
Will you still love me tomorrow。ギターとともに優しく寄り添う歌。ピアノが入って歌も盛り上げる。2nd は更に伸びやかに歌っていく。
 
思い出の場所はありますかと、そんな思い出の場所を歌ったOn green dorphin street。ギターの単音のイントロに続いてスタート。リズミカルにピアノとともにスイングしていく。
 
MCなしにギターとともに始めたのはStain doll。ピアノとともにこれも盛り上げて伸びやかに歌う。
 
そしてCrazy he calls me。ピアノとともにゆっくりと語りかける歌。あえてバラード調でやるところが今日の感じによく合う。
 
最後の曲と言ってCheek to cheek。よく弾むピアノとギターに乗って楽しく。幸せいっぱいの歌。天まで登るように歌っていく。
 
アンコールはEverytime we say goodbye。ゆったりと三拍子で伸びやかに。しっとりとしみるギターにピアノも美しい。
 
ハートウォームなライブで楽しく終幕となりました。ありがとうございました。