当ブログを読んでくださってる(であろう)皆々様
ご機嫌麗しゅう~~~🎵
過去記事で、車体整備士の試験に合格したってのは書きましたが、まだ続きがあるんですよね・・・。。。
何か申請書に収入印紙を張り付けるだの、証明書?だとかいくつかの書類を提出しないとアカンのですわ・・・。
でも、その当人が忙しい場合は代理人を立てれるってことで、俺はやはり現場仕事から離れることが出来ない為、現社長に”俺の分”までやってもらうことにw
( ^ω^)・・・・・・・・
で、受け取ったものが”自動車整備技能登録試験合格書”の1枚のみw
ん?
これでやっと車体整備士の資格保持者になれたってことか?w
なんにせよ俺が会社を離れられないくらい早急にやらねばならない仕事があった為に俺の分まで代理で取りに行ってくれた現社長に感謝ですよw うんw
そんな始まりのイニシャル K ですw
で、早急にやれねばならない仕事ってのが、タイトル通りの仕事ですw
車種は日産モコ。
ルーフのクリア劣化・その他両側面パネルのコイン傷&塗膜劣化
外側だけの全塗装です。
・・・俺に課せられた時間猶予は3日のみwwwww
それもほぼ単独でやらねばならない。。。
どの作業を切り捨てるか・・・でないと3日で完成とかムズイんすよねw
でも、たまたまコスタリカでの修行から帰還した俺の弟子がいたので、まずは前後バンパーの脱着をやってもらい、その間俺は一番手間の掛かるルーフの劣化したクリアを剝ぎ取る作業をします。
ここで一つ、切り捨て作業があります!
ルーフの(クリア)塗膜を剥ぎ取るのに#320番手のペーパーにクッションパッドを付けてダブルアクションサンダーで腱鞘炎になるのを奥歯をギリギリ言わせて耐えながら正味3時間ぶっ通しでやりきる。
塗装業やられてる方なら疑問に思うかな?
何故#320番手なのか?とw
ふつーなら、もっと粗い番手でゴリゴリ塗膜を削って時間短縮しますよね?
・・・・・フッ・・・・・・甘いな( ^ω^)・・・・・・・・
俺はそんなやり方はしないっ!!!!!
なんせ、サフェーサーを入れるつもりがないからだっ!!!!wwww
俺の経験上、単なるクリア劣化ならそのクリア塗膜だけを残さず剥ぎ取ればサフェーサーなんぞ入れなくても問題ない場合があるんですよね。
ま、それこそ鉄板素地まで塗膜劣化してたら別ですけど。
ってことで、サフェーサーを入れる手間とそれを研ぐ時間を省けるなら#320番手で意識朦朧となりながらもクリアをけずっていきますよ、マジでw
次に、左側面のFドア・リアドア・リアクォーターにあるコイン傷の修復。
ここで、2つ目の切り捨て作業ですwww
普通なら、コイン傷が無くなるまで#120番手~からダブルアクションサンダーで鉄板に熱が持たないように少しずつエッジ処理しながら削っていき、うすーーーくパテ盛りなんぞをしてライン成型しますよね?
・・・・・フッ( ^ω^)・・・・・・・・
俺はそんなやり方はしないっ!w (なんせ時短だからwww)
コイン傷のトコからラッカーシンナーで脱脂した後に仕上げパテを扱き付け~からの薄盛り。
そのパテを#220番手のカラ研ぎペーパーで研いでライン成型したら、#320番手クッションパッド付けーのダブルアクションサンダーで目消し。
・・・・・・うん。
勿論、サフェーサーは入れませんwwwww (おぃおぃ?!ええんか?w)
おおまかな傷はその程度で済まし、全体パネルはダブルアクションサンダーでクッションパッドの#500番手ペーパーで薄く削り、細かい場所は手研ぎの#600やスコッチブライトで足付け。
・・・・・勿論カラ研ぎで、水もハジキシラズも一切使いませんwwww
なんせ時短全塗装なのよwwww
ピンボケは許してください・・・気付きませんでしたw
・・・で、こんな状態になりました。
弟子にバンパーは外してもらい、塗装しないパーツもバラシてあるので、これは洗剤スコッチにてゴシゴシ洗いつつ足付けします。
ここで、弟子に”初の塗装”をやってもらうことにw
フロントバンパーは俺が担当し、リアバンパーを弟子にぶっつけ本番で挑戦させます!!!w
・・・・・・ん?
・・・・・うん・・・・
そーだよね?・・・・・・
そりゃスパルタ過ぎるだろーってwww
はい。 そんなの関係ありませんwww
それが俺の教え方なんでね。
泣く子も血を吐く鬼軍曹とは俺の事だからねっ!w (∀`*ゞ)テヘッ
とは言っても、一応手本としてまず俺の塗装を見せてから塗り方の基本を教えます。
基本?
・・・・・。
あ、そうだった・・・・・。
今の俺はセオリー通りの塗装してないんだったwwww
と・・・兎に角だ・・・まずはカラーベースから。
一番最初はパラ吹きを見せたはずなのに、一発目からどんっ!って塗り始めるwwww
・・・うん、俺はそれ見て逆にビビったねwww
あっ?! っと思ったけど、歯を食いしばって傍観する俺が居たw
カラーベース一発目でありながら艶ッ艶で塗るという恐怖・・・w
暫しのセッティングタイム後にその1発目の塗装での”塗りムラ”を指摘し、2発目の塗り重ねで均一に塗るよう指示をする。
・・・するとどうだろう!
奇跡的に全体的に同じような肌で塗りあがったではないかっ!
しかも、あれだけベッタリ塗り込んだのに色垂れがどこにもないwww
でもまぁ、問題はクリアー塗装なのよねw
ここをどんな塗り肌で突破できるかが肝だと思います。
・・・・う~~~~ん、やっぱどうにも俺の塗装を直で見てるからか、塗装パネルとガン距離が近いのよね・・・w
肝心のクリア塗装にも関わらず、臆することなく教えた通りの場所から塗り始めたけど、思わず『近すぎる!!!』って言ってしまうほどの至近距離はマジで焦りましたよ・・・💦
スプレーガンの送り速度と距離が合ってないからね。。。
その辺は、塗装屋さんなら理解してると思うので割愛しますw
でまぁ、クリア塗装の途中でも改善点を指導して再度反対側を塗ってもらいます。
そしたら呑み込みが早いのか、反対側は初めてながら上手く塗れてましたわw
↑ これが弟子の初塗装バンパーですっ!
写真だからアレですが、まぁまぁいい感じじゃないです?w
↑ これは俺が塗装したFバンパーですね。
ピンボケはわざとじゃありませんwww
・・・さて、バンパーの塗装は良いとして・・・問題は・・・
車本体ですよね。。。
塗装屋の皆さんならどうします?
2回、もしくは3回に分けて塗ります?
ひょっとして、1回で全パネルを塗っちゃいますか?www
・・・今回は3回に分けて塗ることにしますw
いくら時短と言えど、3日以内に完成させれば良いのでねっ🎵
まずは、ルーフとボンネットから塗装します。
今の時期のブース内温度は22℃くらい。
時短との兼ね合いから俺はカラーベースもクリアーも調合した15℃シンナーで希釈します。
今回はロックペイントの3:1クリアを使用し、硬化剤は”標準”です。
しっかり乾燥させた後にマスキングし直して両側面の塗装です。
ボンネットのマスキングが剝がれているのは、万が一”マスキング紙やテープ”の張り後が残らないようにする為ですね。
・・・なら何故ルーフのマスキングは剥がさないの?って???
( ^ω^)・・・・・・・・
単に面倒だったからwwww (これ、怒られるやーーーつ?w)
3回目塗装はリアゲートだったんですが、写真撮り忘れです・・・はい・・💦
そして、組み上げて予定通り3日で完成ですわっ!w
ほぼ、一人でやり切りましたよ・・・・・。
弟子も頑張ってくれましたけどねw 有難うございます!
バンパー外すときにクリップが劣化してるってバッキバキに破壊してたけどw
色褪せしてたワイパーアームもサッシブラックで再塗装。
エンブレムとドアミラーがパールレッドカラーになってるのはオマケwww
これは弟子のセンスで、この色がイイっ!!! って言うのでまた一手間が・・w
可愛い感じになってんのかな?w
・・・・可愛いらしいですwwww
正直ね、全塗装は大変なんですよ。。。
ふつーなら30万円相場ですよ。
でも・・・・・
でもね?・・・・・・・・・
この モコちゃん。
うちの代車なんですわwww
だからこそ日数を掛けれないという制約があった訳でw
このモコちゃんが走ってる姿を見かけることがあったら、アクトの代車としてお客様が乗ってるんだと思ってて下さいなっ🎵
長々と最後まで読んで下さった方、お疲れ様ですw
俺も休み休み文章書いてたら数時間経ってましたわwww
意識が朦朧としてきたんでそろそろ寝ますw
ではまた次の(気紛れ)記事でお会いしましょっ!