無事に手術が終わり、入院部屋へと運ばれた。

運ばれた入院部屋は前日の部屋とは異なり、自立した患者さんで固められた部屋だったため、叫び声やうめき声を聞くことはなく、比較的リラックスできる部屋で安心した。

 

手術が始まるお昼12時に腰椎麻酔を打ち、6時間は麻酔が効いているため、夕方までは身動きが取れない。

自力で寝返りを打つことができず、何度か看護師さんを呼んで寝返りを手伝ってもらった。今回、尿道カテーテルは使用しなかったため、漏らさないか心配もあったが、事前に担当医から聞かされていた通り、尿意や便意を感じることはなかった。

 

当日は、大阪から母親が見舞いに来てくれた。時刻は夕方。まだ麻酔が効いていたため、ベッドから動くことはできなかったが、無事に手術を終えたことや、今後について話し合った後、差し入れをもらって面会を終えた。

 

18時頃、ようやく麻酔が切れて、下半身も動くようになってきたのだが、同時に痛みも出てきたので、痛み止めをもらい痛みをコントロールしていた。術後はオムツを履かされていたのだが、ベッドのシーツに血がついていたため、看護師さんにオムツの交換をお願いした。オムツは真っ赤に染まっており、予想以上の出血量だったのか、看護師さんも驚いていた。その後、3時間おきにオムツを交換してもらっていたのだが、出血が止まらないため、担当医が診にきてくれたのだが、手術創の奥で出血していたようで、空けた穴に綿を押し込んで様子を見ることにした。翌朝5時頃に改めて担当医が診にきてくれたのだが、出血も落ち着いていたので、一安心。

 

手術日当日は、ほとんど食事は食べられなかったが、二日目からは少しずつ食事を取れるようになり、母親が差し入れてくれた海苔(ご飯ですよー!)が大活躍し、薄味の食事も美味しく食べることができた。

肛門周囲膿瘍の手術後と同じで、ベッドでは常に横向き姿勢。これがまた辛い。

 

入院中も英語の勉強は欠かすまいと、座ることはできないため、デスクの高さを調整しスタンディングデスクにして、立ちながら勉強をしていた。

 

3日目、オムツの交換にきてくれた看護師さんが、私のお尻を見るなり「うわ〜、これは痛いわ〜。。写真撮ったろか?」と。私は迷ったが、スマートフォンを渡し「お願いします!」と伝え、バシバシと写真を撮ってもらった。

 

恐る恐る写真を見るとお尻に大きな穴が二つ・・。担当医から聞いてはいたもののショックは隠せなかった。

 

写真を載せておきます。写真を見るかどうかは自己責任でお願いします。m(_ _)m