彼母はよく喋るし思ってた以上に明るく話も面白い。関西人で話がオチもあったりして面白おかしく笑えた。彼とは違ってトーク力が凄い。
それと同時に愚痴もよく言っていた。それは彼のお兄さんの嫁さんの事。長男である彼の兄は小さな自営業を営んでいて、兄嫁は別会社の事務員として働いていた。彼母によると、兄嫁は子供4人もいるのにまともにご飯を作らない。うちの息子(兄のこと)にも家庭料理をきちんと作らないし家がだらし無い。なので孫たちが来たときは自分が家庭料理をたくさん作ってあげている。子供たちは食べ盛りなんだから仕事より家庭に入って家のことやればいいのに…など色んなことを話していた。兄たちは恋愛結婚。結婚するときも彼母は大反対していたそうだ。それは兄嫁の親のこと。両親が生活保護を受けた環境で育っているし、お父さんが重度の酒飲み。兄嫁の兄が仕事をまともにしない。
これだけ一方的に聞くと、私と母は兄嫁に対してかなり衝撃的だったし印象が悪かった。
(結婚2年後あたりから頼れるお姉さんとして尊敬する存在になっていった)
あとから考えるとこれも彼母のやり方で、無知な私達を自分の味方につけるという巧妙な手口だった。本当に物はいいようだ。今後も度々この手口にやられる…この家族に振り回されることになる。



夕飯は、焼肉へ連れて行ってくれた。
よく行くお店だったみたいで、彼と彼母は色々と注文してくれてご馳走になった。
私と母は少し緊張気味だったのもあって、パクパクと食べれず…
ここで衝撃的な光景を目の当たりにした。
彼は真っ黒焦げの肉を食べていたのだ。
えっ、これは食べれないやつやん!と内心ビックリした。〝僕、焦げたのも半生焼きのもどっちも好きなんです!〟と…
〝せやねーん、〇〇は少し変わってるけどな〟と彼母。母と苦笑い……


そしてその夜、ホテルを予約していたので別れようとすると、彼母が〝マンション泊まればええやん!マンションは暖かいしゆっくりしてってー〟と言ってきた。えっ、急に?ほぼ強引に言われるまま予約してたホテルには大変申し訳ないがドタキャンしてしまった…。
彼母はマンションから車で約5分離れた一軒家に帰って行った。免許を持っていないそうで彼が車で送っていった。











色彩がカラフルで子供と一緒にたのしんでます❗️
子供が1歳の頃買いました❣️