薬師寺に、初参拝しました。
最寄駅の西ノ京駅に降り立つと、目の前の様子が鄙びた感じでちょっと意外でした。
のんびりと落ち着く感じもあり、いいですね。
西ノ京駅から近い、北受付から入りました。
空が広い。建物がでかい。
そして空間がだだっ広いですね〜。
参拝ルートは前にも書きましたが、
永久保先生の漫画に倣って、大講堂→金堂→東院堂です。
↓カルラ舞う!の44巻参照。
大講堂
まずは大講堂にて、弥勒如来さんにご挨拶しました。
弥勒と言えば菩薩と思っていたので、
弥勒如来と聞くとなんだか違和感がありましたが
弥勒には如来と菩薩の2種類の姿があるのですね。
薬師寺におられますのは、釈尊滅後5億6千7百万年のちに悟りを開かれた時のお姿なのだそう。
弥勒如来さんは、水かきが大きいです。
お顔は、割れ顎が目立つなあと思いました。
写真撮影はNGだったので、画像がなくて申し訳ありません。
こちらの弥勒如来さんを拝むと、オーラの質が変わるそう。
色々と弥勒如来さんに話をして、自分がなぜここに来たのか考えさせられました。
金堂
金堂には、国宝の薬師三尊像があります。
まずは月光菩薩を拝みます。
手から気の出し方をレクチャーされるそう。
月光菩薩さん、美形で、女性的な感じ。私の好みです。
次は日光菩薩さんを拝みます。
体の中の気の回し方をレクチャーされるそう。
日光菩薩さんは、しっかりした頼もしさを感じる。
そして薬師如来を拝むと、バリアーを張れるそう。
薬師さん、薬壺を持っていませんでした。
そうだった、この時代はまだ薬壺を持っていないんですね。
薬師如来さんは目が合う感じです。ほっぺが肉厚。
しばしお話させていただいて、その後、桜井識子さんおすすめの写経用紙を買いました。
係の方が丁寧で、話していると、「東京別院に持ち込んで写経できる」と。。。。
私は写経は経験あるものの、自宅でやるには自分の集中力に一抹の不安を抱えていたので、その言葉を聞けてよかったです。
金堂を出る時、ふと振り返ると、ちょうど薬師さんの背面の位置だったようで、
下の方の壁が一部くり抜かれ、国宝である台座の装飾が見られるようになっていました。
足を戻し、その装飾を見ていると、女性スタッフがやってきて、出口付近にあった鐘をつきました。
いい音〜〜!!!
鐘の音の振動を体に目一杯感じて、金堂を出ました。
東院堂
東院堂では、お堂に上がって、国宝の聖観音さんを拝みます。
永久保先生の漫画によると、最後に観音様を拝んで、急激に変わった気のバランスを取る、とのこと。
観音様は優しいお顔。癒されます。
四天王像がカッコよかったです。踏まれている邪鬼もいい。
ここでも色々お話しました。
そして、思ったことは、人に優しくしよう、ということです。
人に優しくするなんて当然のことと言えば当然なのですが、
でも、今までの態度を振り返り、本当に優しくできているかな、と
考えさせられました。
お寺は、修行できる場所、とか聞いたことがありますが、
本当にそうだと思います。
お寺に行って仏様に向かって心の中で話しかけていると、
いつしか色々と考えさせられます。
そういえば、薬師寺では、人に優しくされました。
写経用紙を買うときもそうでしたし、
帰りに南受付で地図看板を見て、バス停を探している時も
「どこまで行くの?今日はマラソンやっているから、迂回で時間がかかるよ。電車で行くといいよ」と、受付付近にいる方に次の目的地、東大寺までの行き方を教えていただきました。
優しさに満ち溢れたお寺でした。
南受付からの眺め
最後、南受付から中門方向を見ると、二天王像が見えて、とても素敵でした。この像の詳細は薬師寺のHPには特に載っていませんでしたが、平成3年(1991年)に復元されたようです。
中国西安大雁塔の門垣にある線彫の仁王像や、法隆寺の橘夫人厨子の扉絵等を参考に復元されたようですが、平面の絵などから、立体にして復元なんて、面白いですね。
そうそう、薬師寺のお土産ショップで、「唯識」の本がいくつか売られていました。「唯識」、気になります。
また、薬師寺を訪れたいと思います。
*気やバリアーのことは色々書きましたが、正確な詳細は永久保先生の漫画をご確認ください。↓
Kindle Unlimitedでも読めます(2025/12月時点の情報)。
以上です。
お読みいただき、ありがとうございました![]()



