年中の5月ころ
療育園経由で
年中児の保護者を対象とした支援学校の見学会の申し込み用紙が配布され、
一昨年6月末に見学してきました
当初は夫婦で参加する予定でしたが
娘が発熱し勤務外保育が使えなくなったため
夫に娘を見ててもらい、私1人で参加しました
(息子は日中一時支援で療育園に預かってもらいました。娘の発熱事情を話しましたが息子は元気なので預かってくれました…
支援学校の方は見学者に風邪症状がなければ来て良いとのことでした…本当に感謝)
見学の流れ・様子
- 周りは夫婦で来ている人が多かった
- 受付後、指定の部屋で学校のパンフレットやその年度の時間割をもらい、教育内容の説明を受けた
- 説明後、数人の先生方とともに学校内を自由に回り、質問は近くにいる先生にするスタイルで見学(教室への進入は不可、体育館は可)
- 最後に指定された部屋に集まり、質疑応答・アンケート記入し解散
という感じの流れで見学しました
聞いた内容・見学したこと
- 1年生のカリキュラムは、私服から体操服への着替えなどが時間割に組み込まれていて、まずは身辺自立を目指し生活力を培うことを大切にしている
- 徒歩通学もいるにはいるが様々な地域から来るので大半スクールバス通学。高等部からの利用の子はスクールバスが使えないため公共交通機関を用いて通学している
- 帰りはほとんどの子が放課後デイサービスのお迎えなので、帰りのスクールバスは基本ガラガラ
- 教員1対児童6人が支援学校の配置と勉強会では聞いていたが、見学で見た感じでは小学部1年生の6月で教員1対児童1〜3人くらい?かなり手厚く感じた
- 子どもがパニックになっても先生は動じない。落ち着いた対応ができており障害や対応に関して深い知識と経験がありそう
- トイレがめちゃくちゃ広く、清潔。オムツを使用していても先生方が支援しやすいような作りになっているし、使用済みオムツも破棄しているはずだが臭わなかった。
- トイレ内?入り口付近?にオムツを使用している子どもたちの個人オムツをパッケージごと置ける棚があった。
- 玄関や廊下の掲示物は意外と多かったが、視覚支援としてとても分かりやすかった(熱中症警戒アラートの表示+だから今日は外遊びokみたいな表示だったり、本日の給食メニューが写真付きだったり)
- 掲示の中には卒業生の就業先が詳しく書かれていたり、困った時の支援先が書かれているものもあった
- 比較的新しい建物のためか、全体的に清潔で防災対策がきちんとなされている。陽がほどよく差し込んで明るい雰囲気。
- 小学部の子どもたち、たまたますれ違えた中学部・高等部の子たち、みんなしっかり挨拶できていた。ニコニコ過ごしている子が多かった
見学を通して考えたこと
- 短時間対応をみただけだが、先生方が障害に対して深い知識と対応できる技術をもっていそう。とても手厚く、安心して通わせられそう
- 就学までにオムツを外さなきゃと焦っていたが、トイトレを進めつつも本人のペースを大切にして大丈夫だと思えた
- 見学者がいていつもと違う雰囲気の中パニックになる子がいるのではと心配していた面もあったが、とにかく生徒一人一人が笑顔だった。子どもたちにとって学校が安心できる場所になっていそう
- 障害がある子の進路に関して過去の情報・経験が豊富であり、義務教育期間や高等部の先を考える時期に手厚く相談にのってもらえそう
- 障害児育児は楽しいことばかりでなく精神的に疲弊することを先生方が知ってくれており、『一緒に育てていきましょう』というスタンスだった。相談・支援先の掲示、面談の実施など親サポートも充実していそう
娘が熱を出してしまったので
本当は見学自体行くかどうか迷ったのですが
見学できてほんとうに良かったです!!!
正直にいうと、
支援学校って古い病院のような、なんとなく薄暗い雰囲気の場所をイメージしていたんです
でも場所の感じも
先生方も通っている生徒たちも
本当に明るくて礼儀正しくて
息子がここの場所なら、大好きな療育園を卒園しても自分らしくニコニコ過ごせるんじゃないかと思えました
先生方も毎日大変だと思うのですが
接し方や掲示内容は少しみただけで
『あーさすがだな、プロだな』と思えるほど素晴らしく
きっと忙しい中で障害のことや対応などを勉強してくださったり話し合ったり
掲示物1つとっても手を抜かず生徒のことを考えて作ってくれてるんだと分かりました
見学させていただき
本当にありがとうございました