初めての児童相談所は、夫と2人で行きました。
 
 
 
児童相談所って、耳にしたことはあるけど
実際にどんなことをしているのかもふんわりしかわからないし
自分が関わることなんてないと思っていました。
 
 
人生どんなことが起こるかなんて本当にわかりませんね…
 
 
 
 
 
最初の児童相談所では
 
担当の方との顔合わせと状況把握の擦り合わせ
今後の方針を話し合いました。
 
第一優先は妹の安全確保と
妹にとって良い状況を作ること
 
 
私たちにできることは妹にとって不自由のない暮らしができるよう手助けをすることです。
 
一概に「保護」といっても
「家に連れて帰る」
 
とか
 
「ごはんを一緒に食べる」
 
とか
 
それだけではないんですね。
 
心身ともに安全で安心できる場所が必要です。
 
では、その安全で安心できる場所を作るには?
 
 
私たちもできる限りの事を調べて
 
まずは里親制度があるということ
国から里親手当という助成金があるということ
国が妹を守る体制を作り、場所を提供すること
 
そのような制度が活用できるかの確認をしました。
 
実の妹であり扶養義務があるとはいえ、
例えば妹が成人になるまで養っていくとなると
 
中学高校大学と
妹の大事な一生を支えることになる。
 
それに並行して自分たちの暮らし
 
そこそこに余裕はあるものの
 
3年前から行っていた不妊治療に
これから増えるであろう家族。
子供が何人生まれるか分からないけど、自分たちの人生の一部として。
 
それ以外にも母が亡くなってから短期間で
葬儀代や病院代等で100万近く支払っている。
 
絶対に無理ではないと言っても、
そこまでして私たちが責任を負う必要があるのか。
 
放棄したいという意味ではない。
妹と自分達のために活用できるものは活用したい。
 
 
 
そんな気持ちをお伝えし、親族里親の制度は活用できないかと相談しました。
 
 
担当の方も確認してみます。とおっしゃってくださり
返事を待つことしかできません。
 
返事が来たのはかなり後のことでした。