先日の宝塚歌劇団の記者会見に対して、
ネットやテレビ番組などで様々な意見が飛び交っています。
その多くが歌劇団に批判的なものだと感じています。
でも、私は、順当なセンだったのではないかなと思います。
いえ、遺族と対話をしていない、というのには驚いたけど。
それじゃあ、遺族は納得しないだろうなと思いましたが。
(遺族の対応の早さにも驚きました。
うがった見方ですが、もともとあの弁護士に相談することを検討していたのではないかとさえ感じました。)
遺族は労働問題に強い弁護士をたてることで本気度を見せている(人が亡くなったんだから本気でないわけはないのですが)のでしょう。
前にもブログに書きましたが、向き合うべきはマスコミではなく遺族でしょう、と思います。
ただ、調査報告の方向性・・・っていうか調査結果なんだから劇団の主張としては「事実」なのでしょうが、
過重労働はあった。いじめはなかった。とすることで生徒への直接攻撃は避けているのかなと。
「仲間を守れなかった」と謝罪している言葉にうそはないと思います。
調査結果への疑問や批判の声はありますが、
私はこれからの対応を見守りたいと思います。
だけど、
マスコミとかSNSなどでのアンチ記事には目を覆わざるを得ません。
宝塚の件だけでなく、ジャニーズ問題、食中毒問題など、
勝手に警察になってアンチ記事を書く人。
宝塚の件なんて、劇団ホームページ掲載されている顔写真を流用して、
週刊誌に名前が載った人を叩いている記事のなんと多いことか。
(笑っちゃうのが、週刊誌に名前が載った人全員を「トップスター」として掲載している記事が
あったこと。
あと、亡くなった生徒さんを「トップ娘役に近い」とか「成績も組内学年トップ」とする書き込みもありました。亡くなった生徒さんの成績は良く知らないけど、トップ娘役に近いとは思わないし、
組内の同期がどんどん少なくなる中、成績トップにもなるだろうなぁ、と。
ちょっと調べればわかるのに。)
もはや、宝塚歌劇団が何をやっても、何を言っても批判は避けられないでしょう。
本当にご遺族の対応と生徒さんの保護はきちんと行ってほしいです。