宝塚歌劇団の自死された生徒さんのご遺族の代理弁護士が記者会見を開きました。
ご遺族のメッセージは、子どもを持つ親としては気持ちを想像するに余りあるものがあります。
宝塚歌劇団はどちらを向いて対応してきたのでしょうか。
向き合うべきは文春やマスコミではなくご遺族だったはず。
想像ですが、ご遺族は歌劇団の煮え切らない態度に業を煮やして弁護士を立ててきたのではないでしょうか。
しかも電通過労自殺事件の弁護士と聞きます。
マスコミで報じられたことの真偽はともかく、
しっかりとご遺族とむきあっていただきたいです。
ただ、
こんなネットの片隅でほそぼそとつぶやいているブログに影響力なんてないことはわかっていますが、
私のお願いは犯人捜しに終始することなく、
公平な立場で話を聴いてほしいということ。
そして、宙組だけの問題にしないでほしい。
宙組を解体しておわり、なんてことをしても
再発は防げません。
歌劇団と業務委託契約を結んでいる生徒さんたちは個人事業主扱いですよね。
野球選手やサッカー選手などと同じ立場だと思います。
基本的には労務管理や体調管理は自己責任です。
が。
宝塚の生徒さんの場合、業務委託契約といえど、自由度がなさすぎる。
そして、雇用関係はないけど上級生・下級生という上下関係があるのがいびつなところです。
労働法の枠組みにあっていないところが多いのでは?という気がします。
あと、やはりハラスメントの調査は声をあげた側が有利になりがちだと思います。
亡くなった方に敬意をはらいつつも、
公平に調査されることを願います。